飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

自分と会話する方法 筆談inカフェ

みなさま

お元気でお過ごしのことと思います。

 

もうすっかり寒の入りですが

新年あけましておめでとうございます。

 

今年もゆるゆると

つづっていきます。

 

もし目に留めてくださった方がいれば

少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 

さて

この年末年始に

我ながら「これはいい」と発見したことがありました。

 

それはあまりにささいで

おまけに簡単なので

他の方にとっても有効かは

保証できませんが

「やってみてもいいか」

という方もいるかもしれません。

 

ということで

「”わたし”とのおしゃべり対談」について

お伝えしたいと思います。

 

「わたし」とは

つまり「読んでいる方ご自身」のことです。

 

先に事の次第を

お伝えします。

 

わたしは日々

瞑想を日課としています。

 

時間にすると

短い日でも10分

長くても1時間弱程度。

 

スッと集中できる日もあれば

ただ目を閉じて

気づけば雑念を追ってるだけ

ということもあります。

 

それでもとにかく

めげずに続けているのですが

ある日のこと。

 

解決方法が浮かばず

弱っていたわたしは

瞑想中 守護霊さんに

心の中で

このようにお願いしました。

 

「今のわたしに必要なサポートを

 お願いします。」

 

そうして瞑想を続けたところ

近所のカフェが浮かんできました。

 

そうなった途端

「今日行くといい場所だ」と

なんとなくわかりました。

 

その日は年の暮れも迫る時期で

毎日のように大掃除に追われ

正直今から出かけるのは

抵抗がありました。

 

目の前にはまだ

手つかずの場所がたんまり残っていて

できることなら

少しでも掃除を進めたほうが

ずっといいように思えました。

 

「う~」

 

それでも思い切って

「行ってみよう」と

「1時間だけ」と決めて

カフェにでかけました。

 

そして瞑想中に

もう一つ感じたことがありました。

 

それは「メモに書き出す」

ということです。

 

つまりこの日は

「カフェに行って ぼんやりする」

ではなく

「カフェに行って 手書きでメモを書く」

ということがメインだなと思ったのです。

 

そこでかばんには

少し大きめのメモ用紙と

ペンを持っていきました。

 

席に着くと

用紙を出し そこに

「一人二役で筆談」という形にして

今困っていることを

書き出しました。

 

雰囲気としては

雑誌に掲載されるような

対談方式です。

 

「○○ちゃん 元気?」

と書き出し

その下に

「元気だよ」とか

「今はあんまり」とか

書くわけです。

 

この筆談のポイントは

自分でありながら

自分の中にいるもう一人の存在を

ナビゲーターのようにして

自分で答えを導き出す

ということです。

 

そして回答は

包み隠さず

「弱音もありのまま書く」ということです。

 

筆談の中で

理想の自分は横に置き

ただそのままの状態をこぼします。

 

困っていることがあるとすると

 

どう 困っているのか

どうなると 嬉しいのか

今はどういう状態か

理想の状態は どんな状態か

などなど

「自分で 自分に」

筆談で問いかけます。

 

この方法はやってみると

わたしにはとてもフィットしていました。

 

というのも

年齢を重ねる中で

「誰かに相談する」

「誰かにこぼす」

という場面が減っていたからです。

 

となると必然的に

自分で知らずに抱え込んだり

あるいは

神仏に相談しに行ったりしたくなるのですが

そのどちらもできない場合

その「受け皿」を今まで持っていなかったんです。

 

スピリチュアルなことが好きで

そうしたことを知っていくと

波動とか

周波数といった

目に見えない部分

自分の意志というか

方向性によって

「状況の変化や解決を図る」

という話になりがちです。

 

それはそれでおもしろく

わたしは好きで

受け容れていますが

時に実用面では

「他の方法も必要」と思うんですね。

 

たとえば

「物覚えの力」が衰える時期に

「新たにたくさんのことを暗記する」場合

 

知りたいことは

波動やら周波数やらの 内面論よりも

「今の自分に合った 実際的なコツ」ですよね。

 

そういうシーンにも

意外に効くことが

今回の「筆談」でわかりました。

 

というのも

「そもそも論」として

自分の「モヤモヤ」や「困りごと」を

「目に見える形で 整理する」と

とてもビビットに響きます。

 

モヤモヤや困りごとは

出来事や現象の「積み重ね」なので

大抵の場合

「困った」と感じる頃には

すっかり単体の姿は消え

「複雑に絡みあう糸」

「得体のしれない複合体」のように感じられます。

 

ところが

それを筆談として

「どうでもいいこと」から

思いついた順に「こぼして」書き出すと

書いている内に

自分が「本当は 何に」困っていたのか

自分は「本当は 何を」求めているのか

といった「ポイント」が掘り起こされました。

 

困ったと見上げていた

「得体のしれない複合体」が

実は簡単に分解できる「単体という事実」に

気づけただけでも

「なんだ~ そんなことだったんか~」

となります。

 

これ とても重要でした。

 

こうなってくると

「単体の糸」として認識でき

「単体の糸」の場合

「あれ? なんか それほどでも(影響)ないかも」

ということもジワジワわかってきます。

 

こうしたことは

ネット検索すれば

いろいろな人がロジカルな方法や名称で

紹介されているでしょう。

 

わたしにとっては

それがたまたま「筆談」

という形でした。

 

ひとり筆談の

なにより素晴らしいのは

混ぜっ返したり

他の人のうわさ話や

関係ない話に発展して

尻切れトンボになったりしないところです。

 

他者の眼を気にせず

シンプルに思ったまま

自分自身のことに終始できるので

誤魔化しもなく

グルグルすることもなく

自分なりに腑に落ちる方向で

「前進できた」と感じられます。

 

頭で考えるのではなく

ちょっと黙っていると

なんとなく「浮かびあがってくる言葉」

アイデアをそのまま「文字にして書き出すだけ」

 

上記のように筆談していると

その過程で

「具体的に必要なこと」についても

気づくことができますし

そこに気づくと

今度はまったく思いもしなかった

「いい方法が浮かんできた」りもします。

 

わたしの場合

暗記が必要だけど苦手だと言うと

「覚えようとしないで

 色を使って眺めてみたら?」

というアドバイスが浮かんできました。

 

これが驚くほどテキメンに効きました。

 

それまで

「覚えなくちゃ~」とドンヨリするばかりで

一向に覚えられなかったのですが

色鉛筆で色をつけてみたところ

アッサリ覚えることができました。

 

(ただし 実用性で

 ちょっと足りなかったので

 現在も形を変えてトライ中です♪)

 

こんなことは

筆談していない状態では

思いもしませんでしたので

今でも驚いています。

 

この方法はたぶんですが

ネット検索ではヒットしなかったでしょうし

ヒットしたとして

腑に落ちたかどうか 怪しいものです。

 

きっと タイトルだけみて

サクッと読みとばしていたと思います。

 

自分の中から湧いてきたアイデアだからこそ

すんなり「やってみよう」と思えたし

実際 帰宅してすぐにやり成果を得ることができました。

 

そしてもう一つ

大切なことがあります。

 

それが「カフェに行く」ことです。

 

正直なところ

「自宅以外で

 落ち着いてゆったり座っていられる

 不慣れなスペース」で

「音は極力小さい場所」ならば

どこでもいいのです。

 

自分が「居心地がいい」と思える

最小限度のスペースを用意することが

大切なようです。

 

自宅を出ることで

日常の雑事から切り離されますし

不慣れな場所にいることは

「脳のスイッチ」の切り替えとなり

脳内の動きや連携も活性化するそうです。

 

つまり筆談するときは

自宅を出て

お気に入りのカフェや

それらしい場所で

ゆったりくつろぎつつ

メモとペンを持参して

そこで手書きすること。

 

以上です。

 

手書きの力です。

 

絵と一緒ですね。

 

手書きだからこそ

出てくるエナジーというか

アイデアがあるようですし

わたしはそれを

折に触れて実感しています。

 

ちなみに筆談をするときは

日記のように

あったことを羅列して書くよりも

「モヤモヤ」や「困りごと」など

メンタルに引っかかることを

書いてみるのがおすすめです。

 

次元上昇ですとか

周波数ですとか

あれこれ楽しい話題を

提供したいのですが

今のわたしにできることは

AI全盛期にあって

あえて自分の内側とつながる術を

手書きという超がつくほどアナログな形で

コツコツ試してみませんか?

ということだけでした。

 

いかがでしたでしょうか?

 

すこしでも読んで

楽しんでいただけたら幸いです。

 

それではまた。