飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

春分と瞑想と変化

春分の朝は

柔らかな日差しの朝になりました

 

久方ぶりに

サッと起きることができました

 

立春から

なかなか寝起きの時間が定まらずでしたから

何か一区切りついたように感じます

 

ここ数日

努めて瞑想時間を長く持つようにしました

 

春分前のエネルギーを

気持ちよく受け取りたいと思ってのことです

 

そうしたものに敏感な方は

春分などの変わり目には

しっかりエネルギーも変わると言われます

 

わたしにはまだ

そうしたことは感じ取れませんが

しかし

わかることもありました

 

瞑想していると

以前ならば

「もう30分くらい経ったかしら」

と目を開けても

5分程度だったのが

ここ数日は

アっという間に1時間経っているのです

 

驚いて時計を見直したりしますが

やはり1時間経っていて

けれども

「深い瞑想ができた」ということではないのが

おもしろいところです

 

アレコレと浮かんできますし

追わないようにと

流しているつもりでも

気づけば構いつけてしまっていることもあります

 

ただ以前よりも

「気づいたら意識を戻して 呼吸に集中する」のが

ずっとすんなり続けられるようになりました

 

うれしいなぁ♪

 

こんなに

「わかりやすい形」での瞑想の変化は

数年続けてきましたが

初めてのことです

 

ずっと瞑想をしてきても

なかなか1時間続かなかったのですが

今月になり

思うところがありました

 

それは瞑想自体ではなく

自分自身の生き方

在り方についてです

 

それは

夫への経済的依存についてです

 

まったく別の角度から

沸き出てた感情でしたが

いざ表に出してみますと

その根っこには「夫への依存がある」と

ハッキリ感じました

 

自分の在り方を決めるのに

「自分だけでは決められない」

「暮らしていけない」と

どこかで思い込んでいる自分がいました

 

それは今の暮らしを

大切にしてきたからです

 

住まいのあちこちにある

家具も道具も

空間のすべてに

わたしなりの愛情を注いできました

 

夫へも

そうしてきました

 

その愛着というものが

固形化されようとしていたのだと思いました

 

それは不自然なことです

 

生きとし生けるもの

形あるものはみな変化するものです

 

ツボミから花が開き

いずれは枯れて散っても

また次の年

新しい芽となり花開きます

 

そのように

「この変化を受け入れたい」と思いました

 

「このままではいけない」

 

「もう止めよう」と

深く感じ

そう決めました

 

具体的なベストな方法はすぐ浮かびますが

実際にすぐそうはできません

 

けれども

もう言い訳するのはやめることにしました

 

一つずつ決断を下すとき

保留にして

判断材料をそろえる時間を自分に与えるのは

大切なことです

 

闇雲に歩き回ることは

賢明ではありません

 

ただし

すぐベストな形を取れなくても

「今すぐできることから始めよう」と決めて

実際にそうしました

 

その日を境に

何か深いところで

瞑想のスイッチも

オンになったのかもしれません

 

この先の時間を

わたしはまた立ち止まることもあるかもしれませんが

それでも自分が今夜死んでも

「やりたいことはやったな」と思える今日を

過ごそうと思っています

 

ここまで読んでくださったあなたに

感謝を送ります

 

どうか素敵な一日を