飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

身近なチクチク 「○○が好きな人」と「○○が好きじゃない人」があえて一緒にいる意味とは?

みなさん

いかがお過ごしですか?

 

現在は

水星逆行の終盤です

水星逆行というのは

見直し・検討するには

とてもいい時期なんですね

特に今はIT機器やその契約など
見直すといいかもしれませんよ

 

ちなみに

いま一瞬だけ

ホワイトアウトのような

真っ白な世界が広がっていました

 

強い風に

粉雪が舞い

 

微かに

鼻先をかすめた

雪の香りに

「あ」

と思ったとたん

見上げた空は

うっすらと青く

それは見る間に広がって

気づけば

雪は止んでいました

 

自然は偉大ですね

 

こんな広い範囲を

一瞬にして

真っ白にしたり

明るく晴れ渡らせたり

 

生かされているんだなぁと

しみじみしてしまいます

 

さて

本当に好きなものはあるけれど

それを身近な人と分かち合えないこと

ありませんか?

 

わたしは

生まれた家族とも

今の家族とも

本当にすきなものは分かち合えていませんでした

 

それって

一見すると

「かなしいこと」に

思えますよね

 

身近な人とは

分かち合いたい!

 

けれども

こういう考えもあるかな

と思うことがありました

 

それは

「俺の家の話」

という長瀬智也さん主演の

ドラマの中の出来事です

 

主人公の高校生である甥っ子が

無理矢理習わされた能のお稽古を

サボり勝ちになっていました

 

理由は

学校で組んでいるダンスチームが

大会に出ることになり

そちらが楽しいからです

 

その気持ちを

主人公である元プロレスラーで

今や能の家元後継?である長瀬君は

よぅくわかるんですね

 

「好きじゃないのに

立場上やらなきゃいけないからやってるだけ」

という無理矢理感

 

好きなことをもっとやりたい

という気持ち

 

そんな甥っ子を迎えにいった長瀬君は

二人で甥っ子のお父さんがやっている

ラーメン屋でラーメンを食べるのですが

そこで

ラーメン屋の店主

つまり甥っ子のお父さんが

こんなことを言うんです

 

「俺はラーメン全然好きじゃない

パスタの方が好き

 

でもラーメン好きなやつは

ラーメン好きなやつの気持ちしかわかんない

 

だから(ラーメン好きじゃない)俺が

ラーメンを作ってもいいかなと思って」

 

ラーメン好きなやつは

ラーメン好きなやつの気持ちしかわからない

 

ラーメン好きなやつは

ラーメンが好きじゃないヤツの気持ちは

分からない

 

だから

ラーメン好きじゃないヤツが

あえて作るラーメンには

ラーメン好きじゃない他の人が

「このラーメンなら好き」って

なるかもしれないじゃん?

 

という意味かなと思いました

 

伝わりましたでしょうか?

 

好きじゃないからこそ

気づける「何か」

 

できないからこそ

見える「何か」

 

好きで

どっぷりその世界に浸かっている人にとっては

当たり前すぎて見えないこと

きっとあると思います

 

例えば

正座とか

ドレスコードとか

 

「○○でなくちゃ」

というルールや習わし

 

それって

本当にそうでしょうか?

 

そうでないとダメだったり

できないんでしょうか?

 

「だっとそういうもんでしょ?」

 

そんなこと

全然ないかもしれませんよね

  

自分の道や

生き方というと

大好きとか

得意とか

そういう視点ばかり

取り上げられがちですが

こうした

「地味な経験を使って

AとBをつなぐ人」

という場合もあるかなと

思いました

 

そういう可能性の広げ方も

いいかもしれない

と思ったんです

 

わたしの置かれた

家族という

身近な人との間に

長年にわたって

横たわるチクチクした気持ちが

実は何かの目印かもしれない

 

地味で目立たないけれど

だからこそ「根ざした自分らしさ」

 

角度を変えれば

「橋渡しの役」になる可能性かも

と思ったんですね

 

これが

快適で

幸福であったら

チクチクしたトゲが

どんなものか

わたしは知ることはありません

 

知らないのも

いいなとも思います

 

けれども

わざわざチクチクする場所に

身を置いてきたということは

 

何かの合図の可能性が高いのでは?

 

「その気持ち

あなたならわかりますよね?」

というお知らせなのでは?

 

ということで

今回は

少々身の上話が多くなり

照れくさいのですが

何か一つでも

お役に立てば幸いです

 

それでは

ここまで読んでくださったあなたに

 

ありがとう!

 

みなさんと共に生きる

この大地が

ゆるやかに穏やかに

活き活きとした世界でありますように