飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

イライラは「不安」のサイン 不安解消は「自分に向けて行動する」と解消できます!

三月になりました

 

最近は

テレビをつけないようにして

過ごしています

 

音と映像と

両方あるものなので

自分自身の感覚を

左右されやすいと思うのです

 

さて

昨日のこと

 

夫が帰宅して

いつもどおり

ゴロっとしながら

テレビを見ていました

 

おおむねうちの夫婦は

長々と話すことはなく

日頃から

会話は他愛のないものばかりです

 

しかし

昨日は違いました

 

珍しく夫が

会社であったことを

話し始めました

 

要約すると

会社で昨今のコロナの影響について

注意喚起がされた

 

それでも

職場にはたくさん人がいるので

中には遊びに行ったり

飲みに行ったりする人が

どうしてもいるというのです

 

夫からすると

こんなに毎日報道があって

休校までしている事態なのだから

この数週間くらい

ちょっとの辛抱なのに

と吠えておりました

 

どんなに自分が気をつけても

どうしようもないじゃん!

 

 この風景

 

もしかしたら

みなさんの身近でも

起きていることかもしれませんね

 

 

見なければいいのに

気にしなければいいのに

わかっていても・・・

というジレンマ

 

何かの本で読みましたが

イライラや怒りの根本は

「不安」だそうです

 

知ってました?

わたしはそれを知った時

「目からウロコ」でした。

 

平たくいうと

「うそー?!」

 

いえ

本当らしいですよ

 

 最近の報道は重々しい演出の

慣れない情報が多い傾向にあり

そこで不安を蓄積しちゃう人は

少なくないようです

 

そこへ職場の人の

自由気ままな行動で

ちょっとだけ夫のデリケートな部分を

刺激してしまったんでしょうね

 

大人でも

おじさんでも

おばさんでも

そういうこと

あるんです

 

となれば

大人に見えても学生さんや

若い社会人さん

 

小さなお子さんや

ご年配の方

持病のある方などには

特に気を配って

みんなでケアしたいところですよね

 

 

 

自分以外の人に

○○すればいいのに

 

○○するべきだ

 

もし

こんな気持ちが湧いたら

「ちょっとだけ

視点の向きを変えてみる」

という方法がある

ということを

わたしはものの本で知りました

 

そもそも

不安の中には

「予期不安」といわれる

「未来の不確定なこと」を

過去の類推だけで

「想定し過ぎちゃう」

というものが

あるそうです

 

つまり

「その人の頭の中だけ」で

もうアレコレ未来ができているので

他の人にとっては

「未確定の虚構の世界」

なんですよね

 

でも

不安を感じている人にとっては

「本当のことに思えてきちゃう」

というエゴのトリックです

 

それは

他の人には

手も足も出せない世界ですよね

 

ただ

大切な人を守りたい

 

自分を守りたい

 

そういう「ピュアな思い」から

起きていることでもあるので

より一層本人は

そのトリックに気づきにくいのが

特徴ですし

周囲の人にとっても

すぐには割り切れないことも

あるかもしれません

 

 

このように

「他者」を変化させて

「自分の不安」を解消したい

という気持ち

 

楽になりたい

 

安心したい

 

ちょっと見ると

当たり前に見えるかもしれませんが

よくよく考えてみると

「無理なこと」

「筋が通らないこと」

ということに

気づいてる方

多いのではないでしょうか?

 

誰でも

変えようとして

変えられるのは

自分だけ

 

「○○する」か

「○○しない」か

最終的に決めるのは

自分ですもんね

 

 

そこを善意でも

他の人に干渉されると

ささいなことから

双方の間にある信頼を失いかねません

 

 

それに気づかず

「相手を変えよう」と

注力し続けると

一層うまくはいかないわけで

その不自然さに

自分の中で消化不良を起こして

「イライラが生まれてしまう」

ということのようです

 

これがもとで

家族間の溝が・・・

というパターンを

わたしは経験して

学んだことがたくさんあります

 

でも

このトリックを知ったあなたなら

きっと大丈夫!

 

大切な人が相手なら

なおのこと

 

冷静になれるだけの距離をとって

バランスよく関わることを

選べるはずです!

 

職場や

学校など

集団生活で

 

あるいはご家庭で

 

思い当たる方は

このことをちょっとだけ

覚えておいてくださると

なにか変化があるかもしれません

 

ところで

どうして不安は

「イライラ」になって

表に出てくるんでしょうか?

 

そのまま出てきてくれたら

本人ももっと早く気づけますよね?

 

そのままではなく

「イライラ」で出る理由

 

それこそが

「エゴの最大のトリック」

といわれています

 

根本がはっきりしなければ

対策が遅れるので

「長い時間同じ状態を続けられるから」です

 

エゴって

根っこは「自己防衛」

だそうです

 

傷つきたくない

 

その一心が

強くあると

形をあれこれと変えて

「自分を守ろうとしている」

 

こう聞くと

なんだか健気にも思えます

 

でもそれは

「本来のあなたではない」

ということでもあります

 

どんなときも

本来のあなたで

生きること

 

あなたらしく

あなたのままで生きること

 

それが

幸せの大前提です

 

禍福は糾える縄の如し

 

人生が進むにつれて

実感できる人が増える故事ですね

 

大抜擢

大躍進したけれど。。。

 

あるいは

「金輪際ごめんだ」というような

大変な出来事があったからこそ

今の自分がある。。。

 

長い時間での成果と

物事の初動の印象が

一致するとは限りません

 

未知であることに

不安はつきまとうかもしれません

 

それでも

外界の状況によらず

日々の中で

自分にできること

ささいな身近なことを

大切に

丁寧に

淡々と続けてみる

 

すると

不思議と落ち着きが戻ってきます

 

この時のポイントは

「体を動かすこと」

 

日常のささやかなことを

誠実に

集中して行う

 

簡単なことで構いません

 

家の中を

水ぶき

 

料理を

一品多く作ってみる

 

湯舟に浸かって

体をしっかり温める

 

こまめにシーツを変えて

早寝早起きをする

 

離れた家族や友人に

電話をしたり

手紙を書いてみる

 

お子さんがいるなら

ストレス解消に

近くの公園で

自然に触れる

 

何もせずじっとして

自分の中だけで

想像をこねくり回すと

せっかくある幸せにも

見過ごしてしまいがちです

 

もったいない!

 

あなたなら

きっとできます

 

笑顔を忘れずに

 

自分や

周りにいてくれる人を大切にする

 

忙しかった頃は

疎かにしていたことを

丁寧にやってみる

 

そうすると

きっとあなたは

家族や

自分自身

 

そして

我が家という

身近な場所に潜んでいた

数々のビックリする発見に

出会えることでしょう!

 

見ているつもりで

わかっているつもりでいた

アチコチの変化に

 

それに気づいたら

とてもジっとなんて

していられなくなりますよ 笑

 

それが終わるころには

きっと気持ちもほぐれて

不安も薄れているに違いありません

 

 

相手には相手の事情がある

 

割り切ることも

信頼です

 

お互いの気持ちも

良い方向へ向かうのではないでしょうか

 

家族だからと

言葉を選ばず

思ったままぶつけ合うのは

大変危険なことです

 

家族だからこそ

言葉を選び

距離を測る必要があります

 

干渉するのと

大切にされるのは

全く別物です

 

これは

私自身とっても

大切な教訓でした

 

 

必ず

明けます

 

 

ささやかでも

そういうことの積み重ねが

今は大切な時期かなと思いました

 

最後に

 

もし

あなたが誰かを思うなら

あなたが誰かのことを願うなら

 

その人の幸せだけを

信じましょう

 

離れていても

気持ちや祈りは

必ず相手に届くそうです

 

届くなら

幸せな気持ちだけ

ハッピーな気持ちだけ

届けたい

 

大丈夫

 

元気

 

幸せ

 

そう信じていると

時を超えて

場所を超えて

その温かい思いが

大切な相手に届きます

 

そう思えば

自分も安心できますよね

 

夫もこの休みの間に

たっぷり寝たら

ちょっとは落ち着くのではと

信じております