飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

それはまるでバーチャル旅行! 旅本で味わう未知の国

みなさん

いかがおすごしですか?

 

みなさんは旅行

好きでしょうか?

 

好きな人も

そうでない人も

「イマジネーションさえあれば

世界中のどこへでも行けます!」

と言ったら言い過ぎかな 笑

 

最初に「たかのてるこ」さんを

知ったのは

この春のことです

 

ダライ・ラマに恋して』

という本でした

 

(『ガンジス河でバタフライ』

という処女作は

映画化もされたとのことで

こちらの方が

ピンとくる人も

多いかもしれません)

 

この本では

たかのさんの

ダライ・ラマに会いたい!

という願いからスタートするのですが

もう行く先々でおこる

ラクルで素敵な出会いの連続に

心が洗われ

旅に出たくて仕方がなくなります

 

行き当たりばったりの旅は

事前に予約

ということはあまりせず

その場その場で

知り合った人から人へ

綱渡りのような出来事です

 

自国で

日常生活の中にいると

つい忘れてしまいがちですが

実際には

わたしたち

全てのひとが

一瞬一瞬

自分の人生を

毎瞬を

選び取り

その選択にそって

何かをしているのだな

ということを

旅は凝縮して教えてくれるんだな

と改めて思いました

 

他の著書も

続々と見つけては読んでみると

次第にたかのさんの

旅のスタイル

出会いの根源に

「地球の広報」

という精神的な支柱になる意識

 

他者への尊重

 

惜しまず照れず

自分から他者へ飛び込む

人への信頼

 

 

そして

どんなに焦がれても

旅人である自分を取り戻して

貞操を守る気持ち!

 

そういったものを感じます

 

彼女の本は

あくまでも旅エッセイ

 

紀行本ですが

旅を通して感じたこと

その経緯を読んでいると

出会いをとおして

たかのさんが

確実に

彼女の根源へと

向かっていく

 

いい意味で

たまねぎを

一枚一枚めくっていく様が

伝わってきます

 

旅立つときの不安

 

人々の悪意のない

心配という刷り込み

 

降り立った旅先での

疎外感

 

でもそこへ

自分から入っていくときの勇気

 

他人を気にするという

不要な感覚

 

笑顔が返ってくる喜び

 

恐れより不安より

やってみよう!という挑戦だけが

もたらしてくれる景色

 

楽しい気持ちを

分かち合える幸せ

 

臆病や小心も

大胆や意気揚々も

すべて自分の中にあると

気づかされる瞬間が

詰まっている

 

そこでの出会いに

自分の隠していたもの

見ないふりをしていた感情が刺激され

改めて

自分を発見したり

そんな気持ちが眠っていたのかと驚いたり

そういう自分も

自分だと認めることで

更に世界を見る目

感じる心が

ますます開けて

出会いが変わってくる

 

その様子が

紀行本でありながら

どこか精神世界に通じていて

読みすすめると

心に刷り込まれるように

その考えが染みていく感じがします

 

2020年という年は

今までとは違う日常を

国を超えて

この地球という星に生きる

みんなで作り上げていく

教科書に残るような年になりました

 

そういう年に立つわたしが

今後旅をする時

きっとたかのさんの本は

いい意味で影響を与えてくれると

感じています

 

みなさんも

よかったら

「たかのさん」の旅を

感じてみてはいかがでしょうか?