ここ数年
感情が乱れることは
ほとんどなくなっているのですが
「なぜかこれだけは
うまいこと受け入れにくい」
ということが１つだけあります。
それは
人との関わりではなく
モノについてです。
寝具を干すのが好きで
晴れた日は
どうしても干したくなります。
少々風が強くても
工夫して干します。
そうなんです。
どうやらわたしにとっては
「風の強さ」による
「起こるだろうこと」よりも
「晴れている」ことの方が
ずっと重要なようなんです。
この感覚は
とても強く
衝動に近いものがあります。
そうして出かけて
帰ったとき
その寝具が風にあおられて
「地面に落ちているのとみる」と
どうしようもなく
ドキドキしてしまいます。
（そんなわたしを許します）
アワアワと駆け寄り
寝具を拾い上げた時
砂埃などで
あちこち黒く汚れているのを見ると
それは「自然なこと」なのに
気持ちの奥から
何とも言えない不快なウネリが
湧いてくるのが
毎回自分でも不思議なくらいです。
（再び そんなわたしを許します）
だからといって
動作が荒くなるとか
口が悪くなるとか
誰かに八つ当たりするとかは
ないのですが
その汚れの始末がまた
不快なウネリと共に
とてつもないグッタリ感に
どうしようもなく
悲しくもなるのです。
（再三ですが
そんなわたしを許します）
「なにそれ？」
とあきれているみなさん。
お気持ちはお察ししますが
ひとまずこのまま
読み進めてくださるとうれしいです。
さて
本題に戻りまして
それにしても
他のことでは
そんなことにならないのに
寝具だけなぜ？
と思い返してみますと
わかったことがありました。
１つ目は
先に触れたとおり
「風が強い」と自分も
あらかじめわかっている
つまり
「最初に直感で
”引っかかったこと”」なのに
晴れた日には干したい！
と「”エゴを優先”させて”直感を無視”」し
強行して干して出かけた結果
ということ。
もう１つは
寝具への清潔感は
私の中で
「ひときわ
こだわりの強い
ゆずれないポイント」
ということ。
この２つが掛け合わさって
他の事では感じないような
強い感覚が出やすいのかな
と思い至ったのです。
風の強い日に
外に干せば
風にあおられて
物が飛ぶのも
自然なことです。
何も不自然なことは
起きていないのに
こんなに気持ちを乱される
「エゴの強さ」や
「こだわりの強さ」に
我ながらちょっと驚きますし
あきれもしますし
こうして書いている内に
そんな自分が
ちょっと面白くも思えてきました。
まるで
古い無声映画の喜劇のようです。
風の強い日は
「干すのを止めたらいいだけ」。
もう本当に
それだけで「すべて解決」です。
ところで
こういうことは
書いてみなければ
その日の「モヤモヤ」として
そのまま不快感だけを覚えて
それ以外は手に取ることもなく
流してしまうようなことかもしれません。
そしてまた
同じようなことを
疑問も持たずに
悪びれもせず
何度でも繰り返したかもしれません。
ところが
こうして「記事を書く」と
同じことが
「まるで違って」
活きてきます。
書くことで
グルグルと
感情に呑まれつつある自分を
横から
「おいおい
盛り上がり過ぎだよ」
「大層なこと
何も起きてないってば」
と「冷静な自分」が
しっかりと目を開き
大きく手を振りながら
教えてくれているような感じ
と言えばいいでしょうか。
そうすると
今回の場合
そのままでは気づけなかった
思わぬ
しかも
目立たないところにある
「自分のこだわり」や
「自分の隠れた強情さ」を
「真正面から
ハッキリと見つけること」が
できました。
相手は自分ですから
これはもう
「逃げも隠れ」も
できませんよね。
認めるしかありませんし
卒業する以外
望みはありません。
いや～
ブログって
本当にすごいツールかもしれませんよ。
ただ自分のまま
「ありのままの自分」をさらけ出して
表現するだけで
自分の「弱み」ともとれるところさえ
記事にしてしまえば
立派な「ネタ」となり
そのお蔭で
気づきや成長のキッカケにもなり
ひいては
どなたかに
笑ってもらえたり
楽しんでもらえたりするなんて。
こんな最高なこと
他になかなかありませんよね。
ネットの神様
本当にありがとうございます。
はてなブログをはじめ
こうしたツールを
提供してくださる
すべてのみなさんに
ありがとございます。
そして
読んでくださるあなたに
心を込めて
ありがとうございます。
本当にいい時代に
生きているんですね。
それでは
何か少しでも楽しんでいただけますように。
素敵な夜と朝をお過ごしくださいね☆
