飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

みんなで一緒に見る時間

花火やお祭りの季節ですね。

 

今年は

各地で

規模を変えたり

様式を変えたりしながらも

開催されるようで

わたしの住む地域でも

「今までとは違った形で」

ということになりました。

 

シンプルに

「うれしいなぁ」と

思いましたよね。

 

「今風にアレンジされる」のも

とてもいいなと思うんです。

 

「アレンジできる」ということは

長年の慣習に対しても

「風穴を開ける」

「ブレイク・スルー」のキッカケに

できますもんね。

 

もしかしたら

当初は苦肉の策でも

それが結果として

「よりよい進化への一歩」

という可能性も

大いにあります。

 

楽しみですよね。

 

うまく言えないんですが

この2年は

いろんな意味で

家族とか

友達とか

「自分が

 腹をくくってでも

 つながりたい相手」と

「どうやって

 深くつながるか」

ということに

ずっと焦点が

当たっている感じでした。

 

実状がまだ

追いつかない場合も含めて

自分なりに

「リスクを負ってでも」

会いたい相手

本当に居たい場所を

「しっかりと見極める」

機会や

時間にはなったと思います。

 

そのお蔭で

「無理のある人付き合い」から

それこそ無理なく卒業できて

「呼吸しやすくなった」

という方も

多いのではないでしょうか?

 

その半面

「みんなで同時に」

というものが

極限まで

削ぎ落とされたことで

いろんな意味で

「空白」というか

「無」になったスペースが

「確実にあるな」と

感じてきました。

 

身軽になった分を

「どう使うか?」

という

「新たな問い」でもあって

「それこそが本題」だと思うので

わたしも気を配って

使うようにしています。

 

ところで

コンサートやフェス

あるいは

スポーツ観戦に行かれる方は

よくご存知だと思いますが

その場にしかない雰囲気を

「たくさんの人と

 一緒に分かち合う喜び」は

独特ですよね。

 

あの雰囲気は

本当に楽しいので

わたしも何度も

行ったことがあります。

 

全く知らない人同士でも

「好きなもの」を通して

集中しながら

同じ方向を見続けると

帰り道には

不思議と知らない人にも

「親近感」が湧くんですよね。

 

これは

「好きなこと」の

効能かもしれません。

 

そうしたものの

「地域版」が

「花火」や「お祭り」かなと

わたしは思うんです。

 

一人一人は

一見バラバラの関係でも

同じものを

同じタイミングで

それぞれの場所から

「同時に見ている時間がある」

というのは

今や

「非常に貴重な経験」とも

言えるのではないでしょうか?

 

これが昭和や

平成でしたら

大人気の番組とか

大規模なスポーツイベントがあれば

テレビを通して

全国的に体験できたんでしょうね。

 

「昨日見た?」

 

「見た 見た!」

 

なんて

やり取りが

学校や職場で

当たり前のように

交わされていたことも

懐かしい限りです。

 

そういうのは

占星術的に見ると

「”地”の時代らしい」んですね。

 

規模の大きさもそうですが

「大きく」て

「広く」て

「大勢で」という

ある意味で

融通の利かないところも含めて

非常に「地」の性質です。

 

そして

それが

「ローカル化」

「縮小化」して

「軽やかに」なっている

今の在り方は

「”風”の時代そのもの」とも

言えるなと感じました。

 

そういうことが

わかったのも

「この2年間があったからこそ」

 

みなさんの町でも

そうした催しがありましたら

どうか恙なく

開催されますように。

 

それでは

素敵な夜と朝を

お過ごしくださいね☆