飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

「氣分が下がり気味」 そんなあなたに是非知ってほしいこと!

みなさん

いかがお過ごしですか?

 

さて

そろそろ例年ならば

年末年始の宴会や

ちょっとした集まりが始まる季節ですね

 

わたしはというと

慣れない場所で

大勢に一時に会う

ということがどうにも苦手で

宴会や集まりは

つい腰が引けてしまうタイプでした

 

ちなみに

わたしにとって

5人以上は大勢に入るので

同じ人と何年も会っていても

そこでしか会わない人とは

なかなか距離が縮まらず。。。

 

たぶん

そういう時のわたしは

なんだか窮屈そうにしていたり

ソワソワして落ち着きがないからかもしれません 笑

 

けれども

他の人を見れば楽しそうで

そう感じると

なんとなくシュンとしてしまうのも事実です

 

こうなると

なぜか他のことまで下向きに捉えがちです

 

そうなった時

どうすれば方向転換できるか

みなさんは

何かいい方法をお持ちですか?

 

わたしのおススメは

「あ、いま氣持ちが下向きになっている」

と氣づくこと

これだけです

 

どんなことも

根本を見ないで

先の方ばかり見ると

知らぬ間に自分自身から

離れてしまいます

 

「○○がいけなかったかな」

 

「あのとき○○は

どうしてこうしてくれなかったの?」

 

これを

あるシーンに対する

あなたの感想や印象だとします

 

そして

あなたの感想や印象と

事実は違うということに氣づくと

とても氣が楽になります

 

同じ場面

同じ立場に立っても

それぞれで

まったく違う氣持ちを抱いている

ということを想像してみましょう

 

目の前に

「有名な刺繍作家さんの作った

手作りの刺繍ハンカチ」があるとします

 

Aさんは

作家さんのことは知らないけれど

デザイン全体をかわいい!

と感じました

 

Bさんは

作家さんは知ってて

色の組み合わせが最高!

と思いました

 

Cさんは

作家さんのことは

知っているけど興味はなく

裏面や構図など

その作り方にだけ興味を持ちました

 

Dさんは

何一つ感じませんでした

 

Eさんは

何も感じないけれど

有名な人が作ったのならと

感心したフリだけしました

 

同じ場面

同じ立場に立っても

生き方や感じ方は

十人十色

 

兄弟姉妹のいる人は

特にこういうことを

感じる瞬間が多いかもしれません

 

相性もありますし

得手・不得手もあります

 

生まれた順番で

立ち位置が変わることもあります

 

でもその家で育った

子どもであることに変わりありません

 

同じ家で育つ

兄弟姉妹なら

家庭内の環境やイベントは

だいたい同じになります

 

それでもやはり

そこで

何を覚えているか・感じたかは

それぞれ全く違ったりするんですよね

 

大人になって

話し合ってみると

お互い「えー!」となることも

あります 笑

 

ということは

同じ立場に立ったら

誰だって同じ氣持ちなる!

ということ自体 無いのかもしれません

 

わたしはこの発想自体が

長年まったくありませんでした

 

そのために

ちょくちょく遠回りをしていたなぁ

と思います

 

幼稚園で習った

「自分のされてうれしいことを

相手にしましょう」

「自分のされていやなことは

相手にもしてはいけません」

これを

ずーっと握りしめていたので 笑

 

もしかしたら

違う国で育ったら

こういう指導自体がないのかもしれませんね

 

氣持ちの向きや

そこで受けた印象も

起きたこと(事実)より

その人自身の状態が

大きく左右している

と考えてみるとシックリきませんか?

 

あなた自身が

ずっといい感じで過ごしていたら

同じ苦手な場所でも

意外と平氣で過ごせるかもしれません

 

あなた自身が

最近落ち込み氣味だと

同じ苦手な場所へ行くことが

いつも以上に負担になってしまったり

苦手なことばかり目に付くのかもしれません

 

同じ人でも

それまでの流れによって

同じ場面でも

感じ方は変わると思います

 

「氣持ちが下向きになっている」

と感じるときは

「自分の状態」について

「自分がした選択」に

不満を感じているサイン

と とらえてみてはいかがでしょうか?

 

たとえばその場で

言いたいことを言えなかった

 

「こうしたらいいのにな」

と思っても遠慮してできなかった

 

この

自分の思いを

伝えきれなかった

形にできなかったのは

「自分のした選択なんだ」

ということをしっかり感じましょう

 

そうすると

「このまま放置して

また同じことを繰り返しますか?

それとも

ちょっとだけ状態を修正してみますか?

という選択

気分が下がり気味」としてやってきます

 

ここでは

「自分はどう在りたいか」に

フォーカスを当ててみてください

 

「相手にどう思われるか」

という「怖れ

 

「相手がきっとやってくれる」

という「一方的な期待

 

それらをまずは

あなたが作っていた仮の世界と

受け入れてみてください

 

そして

その世界を

あなたが自分から手放すと決めましょう

 

これは本当に

ただ自分で自分に宣言するだけなんです

 

そして

素直な思いを

そのまま出すこと

 

つまり

「今の状態を改めて選択すること」

 

そうしてみると

結果がどうあれ

終わったあとは

思うよりスッキリした自分に出会えるかもしれません

 

周りの人と

調和することと

自分を抑え込むことは

似ているようで

まるで違います

 

信念や信条がある

 

目指す姿がある

 

そういうあなたは

まずは

日常のささやかな場面から

そうあるように実践して

積み重ねてみてください

 

これは

他者に自分の意志を押し付ける

ということとは別です

 

「わたしはこう思う」

「わたしはこうしたい」

という素直な自分の意志を

そのまま出すことは

本当に重要です

 

そこを自分から引っ込めてしまうと

あなたの中で消化不良を起こし

冒頭でお伝えした

「気持ちが下向きになる」状態が

やってきます

 

この仕組みに気づいたあなたは

これでもう大丈夫!

 

まずは

小さなことから始めてみてください

 

ここまで読んで下さったあなたに

ありがとう!