飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

熊野へのひとり旅(2024年冬)① お得な切符でまずは名古屋から新宮駅へ!

昨年末、熊野へ行きました。

 

熊野はとても好きで

大切な土地。

 

今回は念願だった場所にも

初めて訪れることができて

なおさらハッピーな旅でした。

 

ともあれまずは

その行程を。

 

まず旅の起点となるのは

愛すべき公共交通JRさんの特急電車。

 

旅にはいろんな交通手段があって

もちろん車でのスタートも最高ですが

ひとり旅の時は

たいてい電車です。

 

電車旅のいいところは

あれこれありますが

中でも重要視しているのが

「お得な切符」。

 

今回向かった熊野へは

JR東海から「南紀・熊野古道フリーきっぷ」

という切符が発売されています。

railway.jr-central.co.jp

 

コチラの切符をつかうことで

名古屋駅を中心とした指定駅から

熊野エリアの主要駅までの

特急電車での交通費と

現地でのバス移動を

お得な価格で賄えちゃうのです!

 

期間は3日間

年末年始など規定の時期以外は通年使用可能 とのこと。

(2025年春現在)

 

行きたい場所がメジャーな観光地の場合

こうした地元交通機関とのタイアップによって

ますます旅がしやすくなるのは本当にうれしい限りですよね。

 

「どれくらいお得か」

ですが

名古屋駅から出発した場合

新宮駅までの乗車運賃は

片道 4,260円

そこに特急指定席料金

3,270円 が上乗せされます。

 

お得な切符であれば

名古屋駅~紀伊勝浦駅(新宮駅の次の特急停車駅)間の

”往復” 運賃と特急指定席料金に

熊野御坊南海バスのフリー切符3日間分がついて

大人 8,380円。

(2025年春 現在)

 

もう買わない理由が見つからない。

 

この切符

「伊勢路コース」と「中辺路(なかへじ)コース」の

2種類から選ぶことができます。

 

わたしの場合

大好きな神様に会いに行く!のが

目的のため

毎回和歌山県の「中辺路コース」をチョイス。

 

と このように

お得に行けることでもウキウキしながら

名古屋近辺から約4時間弱

2023年に新しくなった「特急南紀」に乗って

一路 熊野へ出発。

 

なお

特急南紀は

名古屋~新宮間は日に4本

(紀伊勝浦まではその内3本)

午前2本 午後2本の運行です。

(2025年春 現在)

 

ちなみに

新しくなった「南紀」には

全席に「充電用コンセント」があり

無料Wifiも利用可能ですので

移動中の調べものもサクサクできて

とっても快適でしたよ。

 

熊野への道はおおむね海沿い。

 

といってもいつも海が見えるわけではありませんが。

 

大きな弧を描きつつ

右に左にと曲がりながら

三重県を南下します。

 

そして三重県から

和歌山県へとさしかかるころ

進行方向左手に

ついにちらちらと海が見え隠れするんです。

 

海が見えると

テンションも上がって

いよいよワクワクが大きくなります。

 

同じように

チラっとでも海が見えるとうれしい!

という方は

往きの電車では

進行方向 向かって

「左手の窓側」の席がおススメですよ。

 

ところで

今回の旅の目的地は

「熊野本宮大社」

「那智の滝(飛瀧(ひろう)神社)」

「川湯温泉」

そしてもう1つ

ずっと行きたかったある神社なんですが

これらの場所へ行く場合

JR西日本管轄の

「新宮駅」や「紀伊勝浦駅」での乗り降りが便利。

 

今回利用したお得切符での特急停車駅も

この二つの駅のどちらかになりますし

現地での交通手段「バス」の

「フリー切符」も

この二つの駅のどちらかで

指定された施設まで出向き

受け取る必要があります。

 

熊野本宮大社や川湯温泉へは

「新宮駅」発の 熊野御坊南海バス

「川丈線」への乗り換え

 

那智の滝(飛瀧神社)へは

「紀伊勝浦駅」発の 熊野御坊南海バス

「那智山線」への乗り換え が

最短コースです。

 

kumanogobobus.nankai-nanki.jp

 

余談ですが

新宮駅~紀伊勝浦駅間の移動についても

バスの方がおススメです。

 

バスの方が便数が多いこと

電車の場合 フリー区間ながら

特急については全席指定のため

別途費用が発生することが理由になります。

 

ただし もちろん移動時間となれば

特急電車に勝るものはありませんので

ご利用の際は

電車・バス 双方の時刻表を確認してから

手段を決めても遅くはないかと思います。

 

もしこれから利用される方は

このことも覚えておいて

移動時間を検討してみてください。

 

わたしは

朝いちばんの特急に乗って

新宮駅に11時35分に着き

その後

駅前の施設でバス用のフリー切符を受け取った後

駅前のコンビニでお昼用のおにぎりを購入。

 

コンビニのイート・インスペースで

簡単なお昼ごはんを済ませ

新宮駅前のバス停から

「熊野本宮大社前方面」

12:10発の「川丈線」で

いよいよ最初の目的地

熊野本宮大社へと向かいました。