飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

心のクセ 脳内での自動再生に悩んでいる方 必見

気がつけば3月、弥生です。

 

みなさん、いかがお過ごしですか?

 

わたしはこの数日

自分が落ち着くもの

好きなことを確認しながら

同時に大きな気づきを得たことで

思いを新たにしたところです。

 

というのは

好きで見たり聞いたり

読んだりしたものが

それぞれにリンクし

補完するようにして

今のわたしに

本当に必要なことを教えてくれたのです。

 

すこし話は変わりますが

みなさんは山道を

歩いたことはありますか?

 

わたしは好きで

ときどき神社やお寺のある山を

歩くのですが

山道というのは

山の起伏に沿っていますから

歩くのに難儀します。

 

中には

「えー、本当にこの道であってる?」と

思うような道もたくさんあります。

 

それでもですね

そこを何度も人が通ると

大地が踏み固められますし

藪も茂りにくいわけです。

 

そういう場所は

藪の中に有っても

「道だな」となんとなく

わかるものなんですね。

 

このことはどうも

「心のクセ」

「思考のクセ」の在り方と

よく似ているなと思いました。

 

というのは

ショックなこと

悲しいこと

苦しいことなど

不快な出来事を体験した後

時が経ち

現在のことではなくなったのに

なぜかその不快なシーンを

何度となく思い出してしまう

という経験をしたことのある方は

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

この自動再生が

「クセ」の一つだそうです。

 

これはウツの人に

多い傾向だそうですが

わたし自身にも

よくあてはまることでした。

 

そのことを知ったとき

「え?!」と驚きました。

 

わたしはてっきり

これは自分の性質で

そうなるとばかり思っていたからです。

 

つまり

「性質は”わたし自身”であり

 ”わたしそのもの”だから

 ”どうしようもない”」と

ずっと思い込んでいたんですね。

 

ところが

そうじゃない。

 

それは単なる

「心のクセ」

「思考のクセ」だと

言うのです。

 

自覚なく

「あるカテゴリーに関わる記憶を

 自動再生する」と

勝手になっているだけですから

「絶対的な固定機能」ではないわけです。

 

ただ

クセと気づかずにいると

脳内で再生する度に

シナプスのつながりは強く太くなり

ますますその記憶を強化され

そのことに振り回されることになります。

 

そうなると

その体験に基づく

「根深い感情」までも

自分から進んで育てている

ということなんですね。

 

場合によっては

数年前

数十年前のことでも

まるで昨日のことのように思い出しては

火に油を注いでいる。

 

それはしんどいですよね。

 

そして

「やめたい」と思いませんか?

 

わたしは

「やめたい!」と思いました。

 

だって「クセ」ですからね。

 

そこから抜け出すことは

できるというのです!

 

これはうれしい!!!

 

では どうすれば?

 

まずは

「それはクセ」だと

気づくこと。

 

そして

そのクセが出てきたら

「この道はもう通らない」と

「決めること」です。

 

再生されるたびに

気づいたら

その道から離れる。

 

最もいい方法は

思い出すたびに

「自分の理想の姿 あり方」に

視点を向けて

そのことに情熱も時間も注ぐ

という方法です。

 

こんなこと

思い出してる場合じゃないぞ!

 

自分にはやりたいことがある!

 

このように

クセを振り切る力になるものを

見つけることです。

 

そして「理想の姿」は

自分にとってはもちろんのこと

周りの人にも

ひいては 世界平和や宇宙にとって

あるいは「大いなるもの」にとっても

喜ばれることだと

なおさら強力に作用して

抜け出しやすいそうです。

 

そして「理想の姿」は

はるか遠く

高みにあるものではなく

今すでに「自分の内側にあるもの」から

見つけることができるそうです。

 

やりたいこと。

 

喜ばれたこと。

 

頼りにされたこと。

 

そうしたことを

掛け合わせることで

「これだ!」というものが

きっと見つかる。

 

それを

「理想の姿」として

今いる場所

今あるものから

始めること。

 

今の場所から

出発すること。

 

そう決めても

古いクセは

しぶとく何度でも再生されます。

 

それを承知の上で

辛抱強く

何度でもストップし

その度ごとに「理想の姿」に視線を向け

ただひたす実践すること。

 

実践することです。

 

想像しているだけでは

意味がありませんからね。

 

実践することが必要なんですね。

 

この方法を知った時

わたしは不思議なほど

全身が軽やかになったのを

感じました。

 

よかったら

ぜひご覧ください。

 

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