飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

はじめての比叡山 前編

この秋は「初めて」が

続きます。

 

以前から比叡山は

気になっていたものの

「行こう!」という気持ちになったのは

今年が初めてでした。

 

www.hieizan.or.jp

 

場所は

近畿地方の

京都府と滋賀県にまたがる

山の中に

お堂が点在?しています。

 

ですので

両県以外の方は

「JR京都駅」をスタートにすると

わかりやすいかなと。

 

「JR京都駅」からは

大きく分けて

2つのルートがあります。

 

1つは

移動時間のみで換算すると

片道約40分弱の

「電車・ケーブルカー・ロープウェイ」を使うルート。

 

もう1つは

交通渋滞をいれず

片道約60分の

「直行バス」を使うルート。

 

「比叡山までの料金」だけでみると

直行バスが圧倒的にお得です。

 

しかし

実際に必要な費用は

現地についてからも発生します。

 

比叡山の主要エリア間の距離や

エリアごとの敷地面積からすると

よほど足腰に自信のある方か

トレーニングの方

あるいは学校行事でもない限り

山内は登山道を歩くよりも

「定期運航のシャトルバス」を使うほうが

効率よく回ることができます。

 

となると必然的に

エリアの入り口で支払う

「巡拝料」の他に

「シャトルバスの料金」も必要。

 

こうなってきますと

比叡山観光にかかわる

「交通各社のお得切符」の金額と

直行バスその他諸々の金額は

大差ないように思いました。

 

となると

あとは純然たる

「好みの問題」。

 

乗り鉄のわたしは

「比叡山延暦寺巡拝 叡山電車きっぷ」にしました。

 

3200円で

比叡山までの

叡山電車と

ケーブルカー・ロープウェイの

各線の往復分に

山内シャトルバスのフリー切符

そこに巡拝料が込み。

 

ちなみに

JR京都駅からですと

「京阪電鉄」さんもお世話になります。

 

お得切符には

「京阪電鉄込み」のものもありますが

他府県からですと

往路の販売窓口は

京阪電鉄終点の「出町柳」のため

候補から外れました。

 

ということで

新幹線京都駅から

JR・京阪電鉄を乗り継いで

終点であり始発でもある

「出町柳」駅の

「叡山電車」窓口にて

「比叡山延暦寺巡拝 叡山電車きっぷ」を購入。

 

 

eizandensha.co.jp

 

初めての駅ですが

乗り継ぎ時間がタイトなので

ネットで事前に「駅構内図」を確認して

頭に入れます。

 

実際に行ってみると

わかっていても

切符の購入もあるので

ちょっとアタフタしました。

 

ところで

旅先での楽しみの一つが

「特別車両」♪。

 

今回の比叡山の行程では

ところどころで

追加料金なしに

タイミングが合えば乗れちゃいます♪

 

わたしは行きの

叡山電車で乗れました!

 

eizandensha.co.jp

 

かわいいっ♪

 

素敵っ♪

 

これだけでも

来た甲斐があるってんもんです。

 

さて

比叡山行きの叡山電車は

始発が「出町柳駅」

終点が「八瀬比叡山口駅」。

 

eizandensha.co.jp

 

ここで降りると

次なるケーブルカーの駅

叡山ケーブル

「ケーブル八瀬駅」まで

徒歩で約5分ほど

戸外を移動。

 

本来なら

叡山電車駅のすぐ脇にある

橋を渡って行けるようですが

現在工事中のため

駅を出て道なりに進み

国道?沿いを歩いて

グルっと迂回します。

(2022年現在)

 

乗り換えの際は

時間配分などご留意を。

 

その先は約9分間

「ケーブル八瀬」から

「ケーブル比叡」。

 

www.hieizan.gr.jp

 

ここでの乗り換えも

駅から駅まで

一瞬 戸外を歩きます。

 

ちなみに

「ケーブル比叡」には

駅舎脇に素敵なフォトスポットが。

 

気になる方は

探してみてくださいね。

 

その先を今度は

約3分間

「ロープ比叡」から

「比叡山頂」と上ります。

 

まさに

天空のお散歩です♪

 

いよいよ

最終地点の

ロープウェイ「比叡山頂」につきました。

 

はぁ~やれやれ。

 

あとは山内シャトルバスに

乗ればいいわ~

などと思うのも束の間。

 

なんとですね!

 

ロープウェイの

山頂駅を出ても

何もありません!

 

あるのは

木々の間にある

登りの階段のみ。

 

そこを上ってあるのは

「ガーデンミュージアム」の入り口だけです。

 

www.garden-museum-hiei.co.jp

 

肝心の山内シャトルバスの

「山頂バス停」までは

ここから約5分ほど

傾斜のしっかりある山道を

「下って歩く」必要があります!

 

知らずに来たので

これにはびっくりしました。

 

途中途中に

案内看板があるので

それを信じて進むのですが

それにしても

比叡山 侮りがたし!

 

ついて早々

「修行感」が滲みます。

 

この時点から

高野山とは異なる雰囲気を

ひしひしと感じました。

 

駅からの道のりに

「山頂らしい」展望は

ほとんどありません。

 

広めの道幅とはいえ

スタコラ進みつつも

後ろから続く人がいなかったら

さっき出てきたはずの駅さえ

幻に思えるような山道。

 

ほぼ一本道なのに

「この道で合ってる?」と

不安が募りだすころ

左手にお店らしき建物と

右手に開けた場所が見えます。

 

ようやく

シャトルバス「山頂駅」のバス停に到着。

 

ここはまさに山頂!

 

真っ青な空の下

目線と同じ高さで

山の稜線が見えます。

 

見晴らし最高!

 

ちなみに

バス停近くにも

トイレはありますが

ロープウェイ到着後

「最初のバス」に乗ろうと思うと

まずは「かなり早歩きして」

バス停に着く必要があります。

 

そしてバス停に出たら

建物沿いに折れて

ガーデンの正面口?を横切り

その脇を奥へと回り込みます。

 

こうしてバスに

「ギリギリ間に合った」

という感じでしたので

できるならトイレは

まずはバスに乗り

お目当てのバス停で降りてから

のんびり済ませたほうが

よさそうです。

 

ついて早々の山道に

すでに太もも辺りから

「がんばってます」感が

ひしひし出ますので

人知れずそっと労わりつつ

人の後に続いてバスに乗り込みますと

次にやって来るのは

「ヘアピンカーブ」の連続と

眼下に広がる

「琵琶湖」の壮大な景色。

 

ほ~♪

 

これはすごい!

 

本当に大きいんですね!

 

地図で見る度

その大きさに

「これ本当のサイズ?」と

疑っていたわたし。

 

本当のサイズでした!

 

滋賀県の方が

誇るのも無理はありません。

 

何があっても大丈夫!

 

そういう懐の深さを感じる

大きさです。

 

できるなら

もっと景色を堪能したいところですが

なにせヘアピンカーブが続くので

体が左右に振られます。

 

景色よりも

体の固定にばかり

意識が向くのが残念。

 

車酔いしやすい方は

あらかじめ酔い止めを飲むか

朝ごはんは消化にいいものを

少量に留めて

現地ではあえて

軽くつまむくらいにしておくと

ちょっとはラクかもしれません。

 

わたしは乗り物酔いしやすいので

朝ごはんを少量にして

お昼もコンビニおにぎり1つで

終わりました。

 

でも

山内シャトルバスのバス停

「峰道レストラン」にある

「平和丼」は気になります!

www.hieizan.gr.jp

 

こちらのバス停は

展望がよいのと

レストランがあるので

時間に余裕のある方や

乗り物酔いとは無縁な方には

お昼を兼ねておススメです♪

 

ちょっと長くなりましたので

後編に続きます。