瞑想をすると
いつも気になることがあります。
それは
「どこまで吐くの?」と
「どこまで吸うの?」です。
もしかしたら
瞑想中に
こんなことを気にしているのは
わたしだけかもしれません。
瞑想は
座った姿勢で
背筋を伸ばしつつも
全体にはリラックスします。
この時
背もたれなどには
「持たれない」のがコツです。
また
腹式呼吸ですから
特にお腹周りや胸元は
ゆるやかな服装が
おススメです。
わたしが行う瞑想の基本は
「鼻からゆっくり吸って
口からゆっくり吐く呼吸」ですが
特に吐くときは
「細く 長く 吐く」
と教わっていますので
そこを意識して行います。
この「長く」を意識すると
やりようによっては
「なんだかどこまでも吐ける」
瞬間があるんですね。
吐ききったと思う時
体の内側を
「うまい具合にゆるめることができる」と
「まだそこに”吐けるもの”がある」
という感じがするのです。
その「吐けるもの」があると
つい「全部出すぞ~」
という気持ちも湧いてくるのです。
そうすることで
結果として
「苦しい」時もあれば
呼吸しているのか いないのかの
「ギリギリの
うっすらとした呼吸」になる場合もあります。
こんな風に「吐く」せいか
「吸う」に転じる瞬間も
毎回ちょっとした「混乱」です。
体内の筋肉?が
落ち着かないので
吐ききった後
ただ吸い込むと
「しっかり吸うこと」が
できません。
感覚としてですが
ギュッと押しつぶした
ペットボトルのように
「息の入るべき場所」が
狭く細くなってしまっているようです。
そのため
2度にわけて
吸うことが多いのです。
1度吸って
いったん鼻で少し吐き
そうすることで
みぞおちあたりが
ちょっとゆるむので
その後もう一度吸い込みます。
こうして吸う時も
吸う度に入る量は違いますので
「もっと吸った方がいいような」
と思うとそうしてしまいます。
これを毎回繰り返すので
1時間近く瞑想していても
「静かに 精神に 集中している」とは
とても言えません。
「体の感覚」も
瞑想をしていない時と
特段変わりませんでした。
北山さんが提供して出さっている
YouTubeの誘導瞑想では
瞑想を明ける際
「まずは指先を動かして」など
「ゆっくりと体に意識を戻す」ところに
重きをおかれているのですが
わたしの場合
そうした必要性を感じたことはなく
実際にはしませんが
急に立ち上がることさえも
出来てしまうのです。
そこで
検索してみたところ
「毎回”違う”呼吸を ただ眺める」
という記事を見つけました。
(本当はご紹介したかったのですが
誤ってページを消してしまったので
元記事が
どこのどなたのサイトだったかも
わかりません。)
そこに書かれていたのは
「呼吸は毎回違う」
ということです。
もう記憶はおぼろげですが
「呼吸を観察する」と
呼吸は「毎回違って」いるもので
「吸って吸って吐いたり
止まったまましばらく動かなかったり
と思えば
吐いても吐いても吐けたりもする」
というようなことが
書かれていたと思います。
これは
「目からウロコ」でした。
今までのわたしは
「吸って吐く」に
集中していたつもりでしたが
実際には
吐く息も
吸う息も
自分の意志が入っていて
「呼吸をコントロールする」方に
夢中になっていただけなんですね。
それを手放して
「ただあるがままの呼吸」
「毎回 リズムもパターンも異なる呼吸」を
「ただ眺めるようにする」と。
これで
本来の「呼吸に集中する」に
至れるのでは?と気づくことができました。
今夜さっそくやってみようと思います♪
瞑想は料理と似ていて
「これが正解」
というものは無いのかもしれません。
それでも
「大切なポイント」はあるでしょうし
自分に「合う・合わない」も有ることは確かです。
その中にも
「そこはこうした方がいい」
という共通点も同時に有るはずで
今回のことは
「なんか違う気がする」
とずっと思っていたわたしにとって
まさに「ライフハック」な出来事でしたし
「とにかくやってみよう!」と
前向きな気持ちを持つキッカケにもなりました。
お名前もサイトもわかりませんが
あの記事を書いて下さった方
本当にありがとうございました。
またやってみて
何か変化があれば
それも記事にする予定です。
瞑想をしない方にとっては
「?????」と
大量の?だらけな記事かもしれませんが
今回の記事を
少しでも楽しんでいただけたら
うれしいです。
それでは
素敵な夜と朝をお過ごしくださいね☆