飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

長い目で見たときの安心と心地よさ わたしの「布ナプキン」考察

今回は

女性の生理用品についての記事です。

 

あくまでも

わたし個人の体験談ですので

もしご興味のある方は

このまま読み進めていただけたら

と思います。

 

 

 

 

 

 

さて

生理用品は

ごく当たり前のように

「使い捨てするもの」と

長らく思っていました。

 

各メーカーさんは

年々素晴らしい発想で

オシャレなもの

使いやすいものを

次々と提供してくださいます。

 

使う側としては

本当に

ありがたい限りです。

 

衛生的ですし

ケアの負担もありませんし

長らく

「それがベスト」と

わたしは思っていました。

 

ところが

数年前くらいからでしょうか。

 

美容に関して

「ナチュラル」や

「無添加」などをキーワードとして

様々な商品が展開

紹介される機会が増え始めました。

 

そうした催事場で見かけたのが

「布ナプキン」です。

 

初めて知った時

30代だったことや

消費になんの抵抗もなかったため

「存在を知っているだけ」で

特にそれ以上調べることもありませんでした。

 

しかし

40代となり

生理自体にも変化が出始め

ちょうど社会全体の雰囲気も

「サスティナブル(持続可能な)」や

「エシカル」

といった言葉が

多く聞かれるようになったことで

わたしの意識も

生活の中にある

「様々な使い捨てる消耗品」について

「なんか引っかかるなぁ」と

感じることが増えてきたんですね。

 

(ちなみに

 「エシカル」について

 簡単に触れますと

 環境、社会、地域など

 ”自分たちを取り巻く

 すべての物事”について

 多くの人にとっての

「良識に」従って考えよう

 行動しようという「概念」

 だそうです。)

 

そんな気持ちを

すこしでも解消すべく

最近になって始めたのが

「布ナプキン」でした。

 

調べてみますと

布ナプキンは

値段やデザインの幅が豊富なので

いざ買おうと思っても

どれにしたらいいのか

最初はよくわかりませんでした。

 

なにより

「この先使い続けるかわからない」

という気持ちもあり

「自分が何を求めているのか」も

ハッキリしなかったので

そもそも「選び取ること」が

なかなかできませんでした。

 

そうして迷いつつも

レビューを何件も読んでいると

「ガーゼが気持ちよく

 通気性もあり使いやすかったです」

というようなコメントを

チラホラと見かけることに

気づきました。

 

「ガーゼかぁ」

と思ったわたしは

ふとあることが浮かびました。

 

「布のマスクもガーゼよね?」

 

女性の方は

よくわかると思いますが

ナプキンのサイズは

実のところ

市販されている

ガーゼマスクのサイズと

近いものがあります。

 

長さは少々足りませんが

特に「子ども用のガーゼマスク」ですと

横幅も小さいですし

お値段も数百円で数枚買うことができます。

 

わたしはすぐに

「これだ!」と

子ども用のガーゼマスクを買いました。

 

ガーゼマスクは

何枚もガーゼを重ねてありますので

厚みもしっかりあります。

 

両端にあるゴムひもは

切って外し

一度洗ってから

使うことにしました。

 

ガーゼですから

すぐ乾きます。

 

初めてなので

経血量の多い日は

いままでどおり

市販のナプキンを使い

量が減ったタイミングで

「布ナプキン」として

ガーゼマスクを当てることにしました。

 

ガーゼマスクを使う際に

気になるのは

「どうやって下着に固定するか」です。

 

市販されている

布ナプキンの場合

固定できるような形になっていて

スナップボタンなどがついていて

使いやすい工夫がされています。

 

わたしの場合

「まずは布ナプキンを体感したい」

という気持ちが優先ですから

手の込んだことはせず

シンプルに

家にあった「養生テープ」を

使うことにしました。

 

粘着面が外側になるよう

半分に折って

下着と布ナプキンの間に

貼り付けて固定します。

 

これで一日中

落ちることもなく

固定できることがわかりました。

 

後は

お風呂のタイミングで

手洗いし

その後ネットに入れて

洗濯機でも洗うようにしました。

 

もしかしたら

手洗いだけで充分かもしれませんが

しばらくはこのやり方で続けようと

思っています。

 

布ナプキンを始める理由は

人の数だけあるでしょうが

わたしにとっては

通気性といったことよりも先に

「もったいない」がありました。

 

市販のナプキンや

おりものライナーは

本当に便利ですが

その反面

生理の始まりそうな時や

経血がほんの少しであっても

一度使ってしまえば

「捨てる」しかありません。

 

生理のタイミングが

不順になり始める

40代のわたしとしては

その分だけ多く消費するため

以前よりも捨てる分が増えていたんですね。

 

それが布ナプキンを始めたことで

そうした思いから

すっかり解放されましたし

始める前に想像していた以上に

手洗いも負担にならず

「全体を通して快適に使えたこと」が

なによりうれしかったですし

「変えてみてよかった」と

思いました。

 

今の体感ですが

全体に経血量が減っている

わたしの場合

「経血量が減り始めるタイミングから」

と想定すると

代用品のガーゼマスクであれ

正規の布ナプキンであれ

「3~5枚もあれば十分かな」

という印象です。

 

枚数や厚みは

個人の体感や意識が

優先されるところかなと思います。

 

布ナプキンは

おりものライナーとしても

活躍してくれます。

 

これからの季節は

蒸れや匂いも

気になり始めるころですよね。

 

そうした面でも

布ナプキンの通気性は

期待が大きいなと思っています。

 

今回は

わたし個人の経験談として

「布ナプキン」考察をしてみました。

 

ちょっとプライベート感が

強すぎるかもとは思うのですが

一方で

今の自分の体感が

社会全体の変化とシンクロしたことは

自分にとってはおもしろく

もしかしたら

他の方にとっても

なにか意味のあるものかもと感じ

記事といたしました。

 

少しでも

楽しんでいただけますと幸いです。

 

それでは

素敵な夜と朝をお迎えくださいね☆