飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

隠れ完璧主義を卒業して 思いつきは「48時間以内にアクションを」

ふと思いついたことは

「48時間以内に

 ”何かアクションを起こして”みる」と

「素敵なことにつながりやすい」そうです。

 

この「何か」

というところが

ポイントなんですよね。

 

わたしが知るところですと

「それについて調べてみるだけ」でも

OKのようなんですよ。

 

これなら

自分がその気になれば

スグにでもできますよね。

 

たとえば

「いつか移住してみたいなぁ」

と思っているとしますよね。

(実はわたしも

 美しい山の見える

 空気の澄んだ場所に住みたいと

 思っていますよ♪)

 

移住には準備も必要ですから

その最初の準備として

「するとしたら

 どんな場所で

 どんな風に住みたいか?」

ネットや書籍などを使って

「調べてみる」

 

調べてみると

最初はおぼろげだったイメージが

ちょっとずつ「輪郭」を表し始めます。

 

「最初はこう思っていたけど

 調べてみると

 こっちのほうがいいな」 とか

 

「こんな形もあるんだな

 これなら意外と

 スグにもできるかもしれない」 とか

 

「もっと難しく思っていたけど

 こんな人もやってるんだな」 とか

 

調べてみてわかったことを

手掛かりにして

「次の思い」

「その次の思い」と

次々とジグソーパズルを完成させるようにして

「イメージを作り上げていく」のは

それだけでも楽しいものです。

 

もちろん

調べる段階では

メリットだけではなく

デメリットもよく調べるのは

大切なことですよね。

 

そのようにして

いろいろな方向から調べてみると

気持ちの確認作業にもなります。

 

自分が思っている以上に

「真剣だった」

あるいは

「そうでもなかった」

 

「ぼんやり思っているだけ」よりも

ずっとハッキリとわかって

それだけでもスッキリしそうですよね。

 

このように

小さくてもいいので

「実行してみる」を

続けていくと

なんとなくじょじょにですが

フットワークも軽くなるように

思います。

 

日々の中で

「行ってみたいな」

 

「やってみたいな」

 

「食べてみたいな」

 

「こうしたらどうなるかな?」

 

その思いつきを

「知っている」のも

「形にできる」のも

すべては「自分だけ」です。

 

思いつきから想像される

「完璧な姿」からは程遠くても

「まずは

 最初の一歩を踏み出すクセ」を

つけるだけで

日々が違ってくるのでは?

と思います。

 

ところで

日本メーカーの作るものは

とにかく多機能で

すごいなぁと

いつも感心します。

 

新幹線でも

家電でも

「一つで より”完璧”を」

という傾向がありますよね。

 

わたしも

そういう意味で

日本メーカーに

「品質が高くて

 安心感を抱く」一人ですし

愛用品の多くは

日本メーカーのものです。

 

ただし

その分

「価格が高くなる」ため

「いざ購入」となると

「手が出しにくい」なんてことも。

 

けれど

世界のメーカーを見渡すと

どうでしょうか?

 

「そこまで求めてないよ」

というニーズに応えて

よりシンプルなものを

よりリーズナブルな価格で

提供することで

世界から人気を得ているものも

たくさんあります。

 

お蔭で

高級なものから

シンプルなものまで

買うときのバリエーションが

豊富になって

見ているだけでも楽しいですよね。

 

また

こんなこともあります。

 

「外国語を話せますか?」

という質問をされると

日本の人は

たいてい「話せない」と

ほとんどの人が答えます。

 

本当は

簡単な単語をつなげて

簡単な会話ができる人でさえも

「話せる」とは

決して言わないんですよね。

 

「日常会話ができる」ようになって

やっと

「少しなら話せます」レベルと

なんとなく思っている節がありませんか?

 

わたしも

そう思っていました。

 

ところが

日本以外の国の人は

違います。

 

「ええ 話せるわ!」

と自信を持って答えて

自分が知っている

「その国らしい単語」や

「その国の言葉の挨拶」を

楽しそうに答える人が

たくさんいるそうですよ。

 

なんだか

ずいぶんと違いますよね。

 

この「スタンスの違い」が

日々の思いつきにも

影響しているのかなぁ

と感じられます。

 

自分の抱いた

「ささやかな思いつき」にですら

「架空の高品質

 架空の完璧さ

 架空の多機能」という設定を

「やるなら クリアしてなくちゃ」と

どこかで「思い込んでいる」ような気がするんですね。

 

わたしも

自分に対して

「完璧主義なんて とんでもない」

と笑いたくなりますが

外国の人から見た時

「あなた それはちょっと

 ”深刻に考え過ぎ”よ」

「気楽にやったらいいじゃないの」

と言われる程度には

「”隠れ”完璧主義」かもしれません。

 

そのことが

「逃げ腰になる理由」だとしたら

もったいないですよね。

 

思いつきは

誰にとっても自由で

テストもありません。

 

いつでも

誰でも

自由に

胸を張って通り抜けられる

いわば

「大きく開かれた宇宙のゲート」です。

 

「君は”それ”がいいんだね?

 いいね!

 やってみなよっ」

 

実はそんな風に

温かい笑顔で

応援されているとしたら?

 

そこには

「完璧」や

「多機能」をチェックするような場所は

どこにもありません。

 

結果を出せるかどうかも

確認されません。

 

そうしたチェックがある

と思っているのは

「”自分の心”の中だけ」だとしたら?

 

もし

自分が思いついたことに対して

そんな風に「架空の設定」をしているなら

「そんなの要らないよ」と

優しく笑いかけて

「自分で設定を解除」してみませんか?

 

「完璧なんかじゃなくてもいい」

 

「不格好でもいい」

 

「ガラクタでもいい」

 

「今は何一つできなくても

 何も持っていなくても

 それでいい」

 

アレもコレも

何度も諦めて

ただ座り込んでばかりだとしたら

そんな自分に

今こそ優しく声をかけてみませんか?

 

「いいじゃん 今できなくたって」

 

「形がブサイクでも平気だよ

 失敗するやり方を知っただけだよ」

 

「やろうよ」

 

「今から

 できるようになれば

 それでいいじゃん」

 

そんなエールを

他の誰でもない

自分に。

 

重かった腰を上げて

ヨロヨロと立ち上がった自分だからこそ

「見える世界」がきっとあります。

 

山頂からの眺めを

自分の目で見るには

自分で山に登るしかありませんよね。

 

その景色が

たとえ「つまらなかった」としても

それさえも宝物になるのが

「人生の素晴らしさだ」と

数々の偉人たちが

様々な逸話を残してくれています。

 

それは

全ての人にとって

かけがえのないエールですよね。

 

ふと思いついたことは

「48時間以内に

 ”何かアクションを起こして”みる」

 

今回の記事が

何か少しでもお役に立てたり

楽しんでいただけたらうれしいです。

 

それでは

素敵な夜と朝をお迎えください☆