飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

お日様にあたる暮らし 軒先でもできる楽しい時間の過ごし方

今日もいいお天気ですね。

 

家の中は

朝の風が冷たいうちに

換気したためか

外とは違って

お昼になっても少し冷えるくらいです。

 

特に足首が冷えていました。

 

季節に関わらず

足首は冷えやすいですよね。

 

どなたにとっても

「足首の冷え」は

ぜひとも回避したいところです。

 

そこでお天気もいいですし

「軒先で日向ぼっこ」をしてみました。

 

軒先のちょうど

日陰と日向の境界線に椅子を置いて

膝から先

足首や指先がお日様にあたるようにして

座りました。

 

お日様にあたった途端

ホカホカと気持ちよくなります。

 

しばらく経つと

ちょっと熱いかなと思い

椅子を少しだけ後ろに下げて

膝は当たらないようにしました。

 

そのまま目を閉じて

瞑想と深呼吸の間くらいの状態で

ぼんやりしていました。

 

お日様の温かさ。

 

風がサラサラと顔を撫でる感触。

 

鳥の鳴き声や車の通る音。

 

ほんの数分かそこらですが

足はすっかり温まりましたし

軒先の日陰のおかげで

上半身はのぼせることもなく

元気そのものです。

 

「これはいいなぁ」と

すっかり気をよくして

昼食のサラダも

その場所で食べることにしました。

 

お皿の中にあるのは

ビーリーフとミックスナッツ。

味付けはお塩と

ドレッシング替わりのオリーブオイルです。

 

健康に気を遣ったら

なんだかおしゃれっぽくなったのは

素敵な誤算です。

 

お皿とお箸だけを持って

座ってみると

お皿の中にお日様があたって

キラキラと輝いています。

 

わたししかいないのが惜しいくらい

「すごく素敵なランチじゃない!」

と思いました。

 

冷静に客観視すると

「中年女性が

軒先で

なんか食べてる」という

ちょっとお間抜けな絵です。

 

そういう客観視は

この際 ポイっと捨てましょう。

 

自分の「楽しい・うれしい」に

エネルギーを注いだほうが

はるかに幸せへの近道ですもんね。

 

今さらですが

「お外で食べるごはんはおいしい」です。

 

あれって なんででしょうね?

 

遠足でも

たまに行く旅先でも

そう思っていました。

 

わたしはてっきり

「目新しい場所にいるから」

と思っていましたが

どうも違う気がします。

 

わたしが感じたのは

食べ物や

特別なロケーションや

人数は

「実はさほど関係ないのかも」

ということでした。

 

それよりも重要なのは

「お日様のよく当たる場所で

 心地よく風がさわやかで

 ある程度 静かで安心できる場所」

 

そして

「全身がゆったりとしていて

 呼吸がしっかりと深い状態」

 

そうした状態で

「食べ物をお日様にさらして

 その場で味わって食べる」

 

これは

ちょうどこの季節

おうちでやってみるのにピッタリです♪

 

「呼吸と食事が関係してかも」

という点は以前からなんとなく気づいていました。

 

というのは

「よく集中できた瞑想の後」は

朝食前でも

不思議と食欲が湧かず

ごく軽い食事で十分済み

その後出かけたとしても

特に不自由することもないのを

経験から知っていたからです。

 

今日の経験では

そのことを改めて実感でき

瞑想までせずとも

「食事前にちょっと時間をとって

 深呼吸してみる」ことの効果を

深めることができました。

 

ちなみに

深呼吸中に

「おいしそうな匂い」がすると

むしろ食欲が湧いてしまうのも経験済です。

 

ぜひ

そうした香りのないところで

お試しくださいね。

 

幸せだった上に

気づきまで得られるなんて

本当にラッキー♪なお昼になりました。

 

ところで

最近のキャンプやアウトドアのブーム

地方移住や農業を始める方が増えていることの共通点は

「毎日全身で しっかりお日様にあたる生活をしようよ」

ということではないかなと思いました。

 

普段の暮らしを

多くの人が

「屋内だけ」で過ごしています。

 

仕事

 

学校

 

趣味や習い事

 

療養や治療

 

移動中

 

ぼんやり中

 

とにかくなんであれ

「お日様も 風も 当たらない場所」で

全身を使うこともなく

長い時間を当たり前のように過ごしてるのではないでしょうか?

 

わたしもそうです。

 

長いことインドア派でしたし

今でも決して運動が好きとは言いにくいです。

 

散歩はしますが

うっすら汗をかく前に

近所のスーパーに入っては

ようもないのにウロウロして

しっかり涼む「自己防衛能力」を発揮してしまいます。

 

こうした屋内の暮らしは

安心安全の面から

たくさんの恩恵があります。

 

そうした恩恵が多々あるのも踏まえた上で

同時に「失っていたもの」も

大きかったかなぁと思うのです。

 

せっかく朝型だとしても

「お昼間 しっかりお日様を浴びる時間がない」のは

なんだかしっくりこないものがあります。

 

よく

「朝起きたらすぐ太陽の光を浴びるのが 朝型のコツ」

と聞きます。

 

実際のところ

それ以外の時間を屋内ばかりで過ごしている身として

「これで本当にいいのだろうか?」と感じていました。

 

この数年の

アウトドアや地方移住などの変化は

ブームなどではなく

こうしたことを感じていた人たちが

思っているよりもたくさんいて

「お日様にあたる暮らしの恩恵」

「お日様にしっかり当たった日の心地よいクタクタ感」や「深い眠り」を

重要視し始めたからかなと思うのです。

 

「人としての原点回帰」

メインストリームとなりつつあるような感じを受けますし

自分もそうした暮らしへの憧れが

日々募るのを感じています。

 

みなさんは

どうでしょうか?

 

この記事が

何か少しでもお役に立てたり

楽しんでいただけましたら うれしいです。

 

素敵な一日を☆