断捨離というと
なんとなく「物を片付けたり捨てる」イメージですが
行動もその一つかもしれませんよね
今年に入って
早ひと月以上が経ちました
立春も明け
いよいよ2022年本格始動です
その間ほんのひと月足らずの内に
「行動の断捨離」をしてみました
その一つが
「電子レンジの多用」です
朝から晩まで
何かといえばチン♪だったのですが
「止めたら どうなるかしら?」
と約1カ月程
検証してみました
当初いちばん戸惑ったのは
「冷凍ごはん どうやって食べよう?」です 笑
これがもっとも気になる点でした
早速検索しますと
(いやぁ
本当にネットはすばらしいですね)
「蒸せばいい」とわかりました
しかも
ちゃんとした蒸し器など買わずとも
「蒸し板は100均で買える」
ともわかりました
早速蒸し板を買い
お試しで
冷凍ごはんを蒸してみました
アルミであれはすぐ沸騰しますので
毎回アルミの行平鍋を使い
そこに蒸し板をセットし
蒸し板が出る程度までお水を入れて
蓋をします
2022.2.15修正
当初はアルミの鍋と
蒸し板で蒸すことを楽しんでいたのですが
しばらく経ったころから
準備する度に
「アルミと蒸気」の組み合わせに
違和感を感じるようになりました
蒸すことに慣れ始めたこともあり
思い切って
ステンレス製の蒸し器と
ステンレス製の行平鍋を購入!
ワンラックアップ?して
蒸すようにしてみました
ステンレス鍋でも
蒸気の上り始める時間に
それほど差はありませんでした
蒸し器は立派なUFO型で 笑
底は平らになっていますから
直接野菜を入れることも
お皿のまま蒸すこともできます
よかったらご参考までに
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蒸気が上がったらお皿ごと入れて
弱火にし
再び蓋をして蒸します
(他記事では
「蓋につく水蒸気を防ぐため
”ふきん”でくるむようありましたが
面倒なのでしていません)
「冷凍ごはん」は
解凍も含んで
「蒸し時間15分」
(それより早く取り出すと
見た目は十分でも
中の方や下の方は不十分でした)
その間
一切蓋は取りません
途中で空焚きにならないよう
お水の量はしっかり
けれど
お水が沸いたとき
蒸し器の底に当たらないよう
配慮して入れるようにします
レンジに比して時間は長めですが
わたしの場合
味噌汁やら野菜やらと
他の準備をするので
思うよりあっという間です
やってみてわかることは
どなたでもご想像できるとおり
とにかく洗い物と手間が増えます 笑
複数のものを温めようとすれば
その分時間もかかります
電気代だけで済むところを
水道もガスも時間も
多く使います
ここだけ書き出すと
「じゃあ 電子レンジでいいじゃない」
となるでしょう
もちろん
その道も十分アリです
わたし自身
つい最近まで
ずっとそうしてきました
ただここ数年
「暮らしの快適さ」と同等に
「自分なりに自分を愛そう」
「自分を丁寧に扱おう」と思うようになりました
そう意識し始めてからと言うもの
次第に日常の中の「ささいなこと」を
少しずつ自ら進んで変化させてみたくなりました
2021年の夏以降は
特に「食」と「腸活」について
「体の軽やかさ・健康」について
気持ちや意識が向くようになりました
今まで以上に
海藻類と
季節の野菜・季節の果物を
食べるようになったことと
大好きだったスイーツ類を
ほとんど食べなくなったのは
我ながらおもしろいなと思います
去年の夏以来
なんとなくチョコレートを卒業したのと同時に
自らスイーツ類を買うことはほとんどありません
代わりに
焼きするめや
ナッツ類・ドライフルーツなどに
置き換えしています
そこに加えて
去年末から始めたぬか漬けのおかげか
他との相乗効果かはわかりませんが
排泄もすっかり変わりました
そうした面だけ見ても
この半年で大きな変化を実感し
本人的には
見た目はわかりませんが
「まるで別の体」のように感じます
こうした流れの中
今回は
「慣れ親しんだものを ちゃんと”おいしく”と味わう工夫」を
改めて思い知ることになります
さて
いよいよ実食です
まず
蓋を開けた途端漂う
お米の香りのすばらしさ!
炊き立ての香りです!
見た目の
つやつやも
口に入れたときの
ホワホワとした甘みも
まるで炊き立てごはんのようで
感動すら覚えました
こんなことは科学的に言えば
「当然でしかない」のでしょうが
自分でやってみると
その事実に驚いてしまうものですね
このことを皮切りに
あらゆる「温め」を
「蒸す」にシフトしたところ
残り物の
「煮魚」や「煮物」
「麻婆春雨」なども
レンジ後の固い感じとは異なり
どれも
「出来立てのような ホワホワした食感」でした
(片手で収まる小皿の「温め」の場合
たいていのものは
蒸し時間「8~10分程」で十分でした)
時々食べる
「揚げもの」だけは
触感を重視してオーブントースターですが
純粋に
「水の力・水蒸気の力」に脱帽です
思い起こせば
わたしの人生に「電子レンジ」が初めて登場したのは
おそらく小学校の高学年のころです
それ以来
電子レンジは驚くほどあっという間に
「身近で欠かせないもの」になっていました
携帯電話やスマホと同じ
「無いなんて考えられない」と
つい最近までずっと思い込んでいました
そしてなんでもかんでも
何も考えず機械的動作で
レンジを多用するのが
当たり前になっていました
そのおかげで
洗い物も
炊事に関わる時間も少なく済んで
本当に助かりました
冷凍庫には
「レンジで何分」と書かれた
冷凍食品が今でも有ります
ただし 品物によっては
「”おいしい”と感じて食べる」ことを
「おざなりにしていた」んだなぁと思いました
そのことに驚いたのです
それまでも
「炊き立てごはん」と
「レンジで温めたもの」の違い
おかずの「出来立て」と
「レンジで温めたもの」の違いは感じていました
ずっと感じてはいましたが
どこかで
「冷凍ごはんをすぐに温められるのは 電子レンジだけ」
「冷えたものを”温める”とは ”そういうこと”だ」と
「”温め方そのもの”を疑う」のではなく
なぜか
「”電子レンジ”で温めることを”大前提”」として
「思い込みの図式」を勝手に持ってしまっていたんですね
これは目からウロコでした 笑
そうしたことを数十年間
「仕方ない」と思い込み
「他の方法を一度も試す」ことさえ
思いつきもしませんでした
おもしろいものですね
人生の途中から登場したものなのに
いつの間にかそんな風になっているなんて
特にお米好きのわたしは
ごはんの違いに
「あぁ これだけは譲れないわ」
と目の覚めるような思いでした
これは本当に
すばらしい体験でした
自分で検証することは
とてつもなくおもしろく
毎日が楽しかったのです
「どうなるんだろう」と思ったことを
そのままにせず
気軽に始めてみたこと
実際に日々積み重ねてみて
「体験する 味わう」のは
ほんとうに新鮮でした
この体験は
「華やかさ」という意味では
あまりにもささいで
小さく目立たなものです
ですから
このような記事として
取り上げること自体
不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません
そしてこの世界に散見される
多くのすばらしい記事やニュースは
偉大な業績
前人未到の結果に彩られているため
それらと比較する気持ちが湧いてしまえば
この記事のようなものは見逃されてしまうでしょう
今の時期ですと
2022年の冬季オリンピック開催と同時に
「金メダル」や
それらにまつわるあらゆる努力について注目が集まり
そこに登場できるのは
「選ばれし人々」だけであるかのようにさえ思われます
すると
ついどこかでこう感じるわたしがいました
「こんなすごいこと わたしには”縁がない”」と
ところが実際のところ
オリンピックに出場することも
日常の中のささいな検証も
「”やってみた・やり続けた”という”結果”」においては
「”まったく同じ” なのでは?」と感じるようになったのです
「まずは ”毎日やってみた”」という
「非常にシンプルで ささいなこと」の先に
内容によっては
「副産物として 華やかな舞台がある場合もある」
と感じました
つまり
「電子レンジを使わず冷凍ごはんを食べる検証」は
ほんのささいな思いつきから始めた
「一見ささいな変化」ですが
大きな目で見た時
それは「自ら意図して行動し続けた」という点において
十分すばらしいものであると感じるのです
これは「宇宙的な視点」
「スピリチュアルな視点」で日々を見ますと
すべての人
すべての「チャレンジ・検証」を
「楽しんで 自ら進んだ」場合において
そのように「ほめたたえられること」と感じるのです
なぜなら
「楽しんで自分で体験したこと」は
「結果のいかんに関わらず」
この地球上においては
読んだだけ
見ただけ
思っているだけよりも
無条件におもしろく
ずっと「パワフルな味わいとエネルギー」となって
本人に大きな影響を与えますし
そのため
長らく機械的に続けてきたことや
いわゆる悪癖であっても
「いとも簡単にアッサリと”方向転換させる機会”」まで与えてくれるのです
つまり
何か始めるとき
最も重要なことは
「うじうじと悩んだり迷う前に さっさと始めてしまうこと」です
「やってみたい」と思ったことがあるならば
「どんなささいなこと」も
「とにかくその日の内に できることだけでもやってみる」のが
実は最善であり
「やり方がつたなくても お粗末でも」
それで「すべてオッケー」で
結果は「単なる”おまけ」のようです
ポイントは
「結果ではなく プロセスを”自分らしく”楽しんだか」です
気持ちが伴わず
頭だけで義務的に始めたチャンレジ・検証には
自ら始めたことであっても
そうしたエネルギーは湧いてこないようです
「やらなくちゃ」で始めた
ダイエットや禁煙がリバウンドを起こしがちなのは
おそらくこの仕組みが関係しているのだと思います
今回の検証は幸いなことに
軽い思いつきと
気楽なスタンスだったので
すんなりと「電子レンジの使い方を見直す」ことができました
電子レンジは
今でも十分
「誰でも手軽に使える素晴らしい機械」です
そうした機械や発明を
否定するのも
なんとなく違うように思います
そこで
ごはん以外のものは
「時間を短縮したい時だけ」
レンジに助けてもらい
それ以外はできる限り
「蒸す」ことにシフトチェンジすることにしました
このような使い分けは
実際検証しなかったのなら
思いもしなかったでしょうし
これに縛られる必要もありません
またレンジに頼る時期があっても
それでいいのだと思います
今までのように
なんでもかんでも「電子レンジ」ではなく
「こういう場合は」とできたことに
価値や意味があるのだと思いました
なにより
「自分の日々の生き方」と丁寧に楽しんで向き合えたことは
そのもっと根底にある
「自分の在り方」へアクセスするための
入り口に立てたように感じられ うれしくなりました
同じ時期に
「洗剤って毎回必要かしら?」や
「ゼラチン・煎りぬかを毎日たべてみる」
「夢日記を書いてみる」など
あれこれ検証を楽しんでいます
今のところ
全般に順調にです♪
また違う機会に
検証記事にできたらと思っています
この記事の何かが
少しでもお役に立てばうれしいです
ここまで読んでくださって
ありがとうございます
それでは
どうぞあたたかな一日を