みなさん
いかがお過ごしですか？
先日所用で繁華街へ出向いた時のことです
母の日に贈り物ができずにいたので
母の喜びそうな「お菓子」を買いたいと
デパートの地下にある食品売り場へ向かいました
以前に比べると
人出はなんとなく少ないでしょうか
通路を歩いて回るのですが
なかなか「ピン」と来るものはありません
明るいショーケースに並んだ
洋菓子も和菓子も
一つ一つは
いいものだと思うのです
でも
決め手になるものは浮かんできませんでした
そこで期間限定の
催事店のあるエリアを見ると
初めて見る商品がありました
「よかったらどうぞ」
と差し出されたものに
驚きました
以前なら
店頭で商品をカットし
試食として提供されているお店はたくさんありました
けれども
昨今の情勢を受け
今では「店頭での試食」は
すっかり姿を消してしまいました
それはちょっと見には個包装された
通常商品そのものでした
喜んで受け取り
早速開けます
すると
通常商品を四分の一にカットしたものが
通常の商品と”同じように”個包装してあるのでした
まさか
試食がこんな形で再開されているなんて
それを見た途端
私の胸に溢れたのは
商品に対する「自信」と「愛情」
そして
なにより感じたのは
「お客さんに 味を知ってもらいたい」という
「情熱」と「意気込み」でした
地方の銘菓が通販で買えるようになっても
「最初の一口」
「最初のキッカケ」がなければ
選択肢に上がることはありません
そうした意味では
「映え」を中心としたSNSでのヒットをキッカケとして
メディアで取り上げられる商品も多くなりました
しかし
そうした「華やかさ」はなくとも
確実な販路拡大の好機として
地方商品を商いされる方たちにとって
「巡回型の催事による試食販売」は
またとない機会だったと思うのです
それが今はできない
できないけれども
そこで諦めたりしないで
「今までとは違う形で できることは”何か”ある」と
行動されたのではないか？ と
ほんの数分の滞在時間で
わたしはひとり勝手に 大いに盛り上がってしまいました
なにより
実際においしかったのです
わたしの好みに合ったのです
食べてすぐに
「コレにしよう」と決めました
販売されていた方は
わたしより１０歳前後年上とお見受けする方で
商品に対する自信はありながらも
実直な感じのお人柄にみえました
「お菓子一つを売る」行為に
そういう思いの全てが
ほんの数分で
ブワーっと消費者にしっかり届いてしまう時代になったんだと
感じました
「もう うそやごまかしは 通用しないだろうな」
と思いました
本当に愛情を込めたものは
そうとハッキリ伝わるようです
こんな素敵なこと
気づかせてもらえて幸せでした
ありがとうございます
人は想像以上に
言葉以外のものを
敏感にキャッチできると思います
信念や
愛着や
そうしたものも
誰もが そういう感覚になっているのかもしれませんね
ですから
最近なんだか
外出先から戻ると
「なんだかクタ～とする」
と感じやすくなった方は
「これくらい」なんて思わずに
毎日の中で ちょこちょこと
自分を大切にしてあげてくださいね
睡眠
お風呂
食事
着るもの
使うもの
目に入るもの
その空間全体の換気や掃除
家の中で出来るケアは
意外といろいろあると思いますので
どれか一つでもトライしてみてはいかがでしょうか？
何か一つでも
お役に立てましたら幸いです
それでは
あなたにとって今日も健やかな日でありますように
ちょっと珍しいことをしますが
回しものとかではありません
ただ知ってほしかっただけのご紹介です
