新月・満月の記事を
始めてから約2か月経ちました
あらためて
「月」と感情について
ちょっと触れたいと思います
月は毎回28日を1サイクル
新月から約14日かけて満月となり
満月から約14日かけて次の新月へ向かいます
新月は
「特定のテーマに沿った物事の種まき」
満月は
「前回の新月でまいた種の成果(形)を
自分なりに客観視して味わい
特定のテーマに沿って
不要なものを手放したり 軌道修正する」
それぞれの時期が
行動を起こすのに最適な目安になる
と言われています
その考えを元に
新月・満月記事は
月の満ち欠けのタイミングを起点として
そのときの天体の動向を
占星術のセオリーで解釈したものです
つい先日掲載した
2021年4月の新月は
「おひつじ座」でおこりました
(※年によって変わります)
おひつじ座は占星術では
1番バッター
「自分から
物事のスタートを切る・始める存在」なんですね
キーワードもそういう単語が並びますから
とても活発で元気のいい感じが
伝わったのではないでしょうか
おひつじ座の新月の場合
ジッと留まるよりも
自分の本心や方向性・価値観に基づいて
直感重視で
「まず やってみる」
「とにかく 始めてみる」
「やってから(やりながら) 修正する」
という実践が主体となる行動派です
なんでもサクッと
スピーディーにやってしまう
「3月半ば~4月半ば」生まれの人は
学生時代はそうでもないかもしれませんが
大人になると
そんな感じ・要素が目立つかもしれませんね
(個人事業主さんの多い星座でもあります)
ですから
日頃から慎重派の方は
この時期のムードを利用して
あえて直感や衝動にしたがってやってみると
思った以上にスムーズに進めるかもしれませんよ
ただ今年は
「丑年」です
(詳細は以下記事で)
以前「2021年の春分図」でも触れたとおり
なんであれ
「本当の成果・結果は 来年以降」という傾向があります
つまり
今年全般は
「自分軸での本心」を起点に
「本心で選び抜いたもの・場所・相手」との
関わり・つながりを深める年です
そして
すぐには結果が感じられないようなことでも
「行動した・続けた」という
「事実やプロセス」が重要な年になりそうです
これからの人生は
「他人からの期待・世間の目」や
「一般的な判断・常識」よりも
未来志向で
自分の魂や心に
フィットするもの・人・場所
未来志向で
自分がワクワクする・
心からいいなと感じるもの
未来志向で
自由で未来を感じるもの・
軽やかに開けた感じのするもの
そういう自分の感覚を
一層重視していくことが「自分軸」であり
それを
いつも確かめて選択する時代になります
そして
そんな自分の心の声
本音がいつもよりハッキリ感じられるのが
「新月」
とも言われています
新月の時期に浮かんできた
思いやアイデア
というのは
本心から来ているとされるため
日頃自分の本音を
押し隠している人は
「見たくない本音」が出てきて
嫌な気分になる時期になる可能性もあります
けれども
隠していたものが出てきたときに
「あぁ そうか」
「本当は そういう望み・思いが
自分にはあるな」
と受け入れてみると
思った以上にすんなり楽になることもあります
隠された本心というのは
いわゆる背徳的であったり
道義的にどうかなと
思う部分だったりもするんですね
だから否定したい
隠したい
それを踏まえた上で
「ただ受け入れるだけ」です
(※実行するというのとは別ですし
その気持ちを
上手に受け入れたり
手放すには
次の満月の力を利用するといい
と言われています)
それを
「こんなのはダメだ」とか
「こんな自分は認めない」とか
押し込んで隠し続けると
他の本心まで一緒に隠れてしまいます
それでは
本当に必要な
「自分の本心や望み」まで
わからなくなったりしますね
みっともなかったり
弱かったり
だらしなかったり
ずるかったり
かっこうわるかったり
みにくかったり
人ですから
誰にでもそうしたところは
あります
わたしにもあります
そういう自分を
自分にまで隠したり
自分にまで否定されたりしたら
もう行き場所がありません
そんな思いに
気づけたのですから
迷子だった我が子を見つけたように
「みつけた!」と
素直に喜んでいいと思います
その思いが
少しも美しくないものでも
少しも素晴らしくなくても
間違いなく自分ですから
「そういう自分も いていい」
「聖人君子であること」は
人の目標ではない
と思うんです
誰しも
過ちを犯してしまうことがある
と言う事実
過ちを悔いる苦しみ
人や物事を
許せない
受け入れられない自分がいること
もし
そんな思いがあるなら
「それが 自分の中にはある」
と「まず認めること」が最初のステップです
その後に
偏りを個性として活かす
自己犠牲をせず
他者も自分も同じように尊重する
働くときも
休むときも
「お互い様」という気持ち
まずは自分らしく
喜んで生きる
できる
できないより
楽しんでやれたか
楽しんで終われたかを重視する
このように
「自分の中で陰と陽が合わさったこと」で
結果として
周りの人や環境にも
いい影響を与えられた
というのが最終目標だと
私は感じています
ですから
後ろめたく感じる自分の思いは
目を逸らすことなく
「そういう望み・気持ちを持っているんだな」
そう感じて
ふんわり受け入れると
結果として
今までよりも存在感が出たり
五感が豊かになったりすると
わたしは思います
大地に立つ自分自身があって
初めて「自分軸」があるわけです
「不都合な自分」を
受け入れると
その奥にある
もっと輝くもの・本心が
ハッキリ見えるようになってきますし
なによりも
他の人や世の中にに対する視点が
グッと柔らかくなるんですね
人って
おもしろいですよね
なんて表現がありますが
この段階になると
自分の中の世界観が
外側で再現されているだけだと
わかるようになりますね
ちなみに
占星術では
月は「身体・感情・素の自分」を
表すとされます
そんなことも
リンクしているのかもしれません
今回は「月」と感情について
お伝えしてみました
何か一つでもお役に立てましたら
うれしいです
それでは
心広がる1日でありますように