飛ぶ鹿

内側に目を向けて育てることで外側の行動も変わります。小さな一歩を積みかさねて。

年末の朝にできること 空を眺めることで得られるもの

みなさん

いかがお過ごしですか?

 

いよいよ12月

 

この時期の空気や雰囲気が

とても好きです

 

 

好きな理由の一つに

そんなに早起きしなくても

日の出を見られる!

というのがあります

 

みなさんは最近

日の出を見たことありますか?

 

出勤途中に毎朝見てる

という人もいるかもしれませんね

 

あるいは

まだ寝てる人も

 

朝ごはんの支度をしている人も

 

日の出は

季節の象徴だと

わたしは感じています

 

冬の朝の象徴

のんびりでいいから

今日を味わおう‼という感じがして

のんびり屋なわたしには

なんとなく居心地のいい季節でもあります

 

さて

冬の空は乾燥していて

澄み渡る空のグラデーションが

刻々と変わる様子を見ていると

吸い込まれるような感じがしませんか?

 

朝の景色に差し込む

朝日のオレンジ色の強さと

その中で陰になったり

明るくなったりする様子は

不思議なくらい胸に迫るものがあります

 

今朝そんな様子をみて

感じたことは

すべてのものはそのままでいい

ということでした

 

ちょっとスピリチュアル

高めになりますが

美しい音楽は

たった一つの音

たった一つの音色だけでは

生まれません

 

それぞれ異なる存在が

それぞれに音を奏でる時

その間にある差があって

初めてハーモニーが生まれます

 

歌を歌う時も

ただ「あー」と

一人で言うだけでは

ハーモニーにはなりませんよね

 

他の楽器の音や

他の人と共に歌って

初めて生まれるのが

ハーモニーです

 

もし

この世界にあるものが

すべて同じなら

朝日が昇っても

わたしが目にするような

グラデーションは一切生まれないのだと

思いました

 

そこはただずっと

お日様色の世界で

なんの変化もない世界なんだなと

 

それはそれで

幸せな気もしますが

わたしは朝日や

夕陽の時間に現れるグラデーションや

大きな空一面に広がる

芸術的な雲の造形

月の満ち欠けや星のきらめき

そういうものを目にできることを

楽しんでいます

 

それは

生きていることの象徴であり

同時に

世界の変化を生身で感じている

ということでもあります

 

そして

そういう大きなものを見ていると

自分と誰かの間にあった

何かについて

あまり深く思い悩んだりすることが

次第に減っていくように思います

 

変化自体を楽しめる日常の風景に

心を洗ってもらっているんですね、きっと

 

朝が来て

昼になり

陽が傾いて

月が昇るのを

当たり前と思えることは

わたし自身も

そうして変化することを

当たり前と思えばいいと

教えてくれる気がします

 

年末の時期に

様々な情報によって

心があちこちへと

落ち着かないこともあるかもしれません

 

そんなとき

自分がそっとできる

ちょっとしたオフのスイッチを

持っておくと

自分の原点と

それに調和する流れとが

心地よく再びつながって

心が落ち着くのではないでしょうか?

 

もしよかったら

そんな気持ちで

ちょっとだけ空を眺めてみませんか?

 

ここまで読んで下さったあなたに

ありがとう!